こんにちは。
私は、就職してからというもの、
住宅業界で「家づくり」のお仕事に
14年間携わってきました。
そして4年前、子供を産んでから
周囲を取り巻く環境や、自分自身の内面は
大きく変化を遂げてきました。
今日は、そんな
プライベートの変化によって
仕事との向き合い方が変わってきたことに
触れながら、
同じように、
働きながら子育てをしているママさんへ向けて
今思っていることを書きたいと思います。
まずはじめに、住宅業界のご紹介です。
住宅業界で家づくりのお仕事をするということは、
基本的にお客様は「個人」の方で、
多くのお客様が土、日休みです。
なので、
必然的に住宅業界で働く人達は
土、日曜日の出勤がメインです。
平日は、土、日の打ち合わせに向けて
最高のパフォーマンスができるよう
打合せ資料を取り揃えていきます。
世間の雰囲気と少々逆行していますが、
お客様との打ち合わせが大好きな私の
出産前の働き方と言えば、
毎週毎週、土、日曜日に向けて
どんどんテンションが
上がっていく感覚でした
そして、土、日を迎え、
お客様と心ゆくまで打合せを行い、
終わった後に、
一週間の心地よい疲れを抜きに
同僚と食事に行ったり、
夫とお酒を飲み交わしたりする日々を
続けていました
夫も不動産業なので、
同じ生活リズムでした。
お客様とダイレクトに接して、
頼られたり、喜ばれたり、
また、モノをつくり上げる喜びに
心おきなく直面できていた日々…
もちろん、問題が起きたり、
大変な思いをすることも
多々ありましたが、
仕事がプライベートの一部でもある
感覚だったので、
オンオフが無くても
全く苦になっていませんでした。
そしてこれまで
長年住宅業界で働いている多くの人達と
関わってきました。
みんな好きでやっているので、
仕事をプライベートの延長くらいに考えている♪
お客様に提案している時の自分が好き♪
そして、建物やインテリア、住宅が大好き♪
といった人ばかりでした。
しかし、その想いが強ければ強いほど、
子供を持ってから、
多くのジレンマを抱えることになります。
「出産後は、なかなか続けにくい」
職種の一つだと思います。
まずは、
世間の生活リズムと逆行しているということ。
幼稚園や小学校に行き始めたら尚のこと
そのズレを埋める努力が必要となります。
また、私の場合は、
お客様のおうちのことばかり考えて、
時間無制限で働いていたこと。
自営でやっているのも大きかったです。
これらの要素が、子供の成長と共に、
私自身の心の歪みに繋がっていきました。
頭がめちゃくちゃ固い私は、
お客様のために100%の力を注いでこれた日々
を基準に考えてしまい、
それにプラスして、子供も可愛いし、
子育てもちゃんとこなしたい。
しかし私の身はひとつ、
また、1日は24時間、
「家づくりのプロである私」と、
「新米ママである私」、、
そのギャップに心の折り合いが付かず、
葛藤とうまくいかないことだらけの
日々が続きました。。
とっても感謝しているのは、
周囲の家族や仕事の関係者が協力してくれたこと。
また、引っ越しをしたりして
環境も変えられたりして、
恵まれていたと思います。。
それでも、心がチグハグな
私のジレンマは拭えませんでした。
自分の心と素直に向き合うことを
ずっとしてこなかったからです。
そして、
「自分の部屋は自分の心を映す鏡」
とはよく言ったもので、
その言葉通りに、
子育てと仕事の両立に悩む私の家は、
とても荒れていました
数ヶ月前、ようやくそのことに気付き、
自分の内面としっかり向き合い、
働き方や家族との向き合い方、
また、自宅を改善しつつあり、
ようやく、今、
心がホッとできる場所を得られた感覚を
味わっています。
最近の投稿はそのようなことを多く
書かせていただいてます
住宅業界で働く人がみんな
こういった悩みに直面するわけではないですし、
うまく両立している方もいます。
また、住宅業界に限らず、
飲食業、小売り業等、
お客様と密接に関わる人たち、
その他どんな職業の方であっても
それぞれ色々な問題に直面しながら、
改善したり、新しい方法を考えたりして
日々ご生活されていることと思います。
そして、
みなさんそれぞれの価値観があった上で
今の道を選び、
家族や社会と関わりながら
暮らしていますよね。
私は特に、
「自分のキャリア」と「家族との向き合い方」
との狭間で、
その２つを天秤にかけるようにしながら
やってきました。
でも実は、その２つは、
天秤にかけるようなものでは
なかったんですよね。。
そんなことは最初から当たり前
と思う人もいるでしょう。
でももし、私の知らない業界の方でも、
「自分のキャリアと子育ての狭間」
で苦しんでいる人がいたら、
キャリアも子育ても、
その人のオリジナルスタイルで
両立させていく仕組みづくりを
「家づくり」の観点から
手伝っていきたい！！
そう思っています
様々な業界や年齢層のお客様と
接してきましたが、
やはり、これまで自分自身が悩みながら
経験してきたことと共通したお悩みと
直面している方に、
今、一番に寄り添えると思っています。
「家は自分を映す鏡」
戸建てでも、集合住宅でも、
持ち家でも賃貸住宅でも、
二世帯住宅でも、赴任先の借住まいでも、
どんな家にお住まいでも、
みんなの「おうち」はパワースポットで、
日々の生活に大きな影響を与える存在である
ということを、
これからもお伝えしていければと
思っております
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました