一級建築士の 

おの みさこ です。

 

個人事業主8年目です。

(MAYU一級建築士事務所)

 

住宅の設計デザイン全般を手掛けています。

主なお仕事はリノベ―ションです。

 

ブログでは、

★マイホーム計画にまつわるご提案★

★暮らしにまつわるご提案★

を日々発信していますニコニコ

 

 

4歳の男の子と、

ワンコ♀のママです!

 

 

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こんにちは。

 

 

先月、マンションリノベーションの

間取りのご相談を頂きました。

 

 

中古マンションの購入を

ご検討中のお客様です。

 

 

幼稚園生のお子様がいらっしゃる

お若いご夫婦。

 

 

マンションの立地や

建物の共用部などは

お気に召されており、

 

 

後は、

リノベーションすることによって

どの程度までご希望のお家を

叶えることができるのか

検討したいとのことでした。

 

 

image

 

 

数年前までは、

元不動産仲介業の夫からも

このような中古物件の相談を

よく持ち掛けられておりました。。

 

 

そもそも、今回のケースの様に、

「新たに中古購入された住居の

リノベーションをプランすること」と、

 

 

「現在居住中の住居の

スケルトンリフォームを

プランすること」とでは、

 

 

全くプロセスが違います。

 

 

私がメインで手掛けてきたのは、

後者の

「現在居住中のお宅のリフォーム」

でして、

 

 

自分で言うのも何ですが、

そちらの方が得意分野ではありますおねがい

 

 

それは、以前にも書いてきたように

 

 

「お客様の生の生活に触れること」

 

 

「お客様のお住まいに対する

細かなお悩みやご希望を聴き入れ、

共に理想の暮らしへ向けて

進んでいくこと」が

 

 

大好きだからですラブ

 

 

 

 

ですので、今回ご依頼頂いたような

「新たにご購入される住居のリノベ」

については、正直、

胸を張って「得意です」とは

言い難い気持ちではありました・・・

 

 

中古購入×リノベは

決められた箱の中ではあるものの

ある意味、

新築住宅を建てるようなものです。

 

 

お客様にとって、

未だ住んだことのない

未知の空間なのですから。

 

 

また、比較的

「オリジナリティを求めるお気持ちが強い」

お客様が多い傾向にあると思います。

 

 

ですので、お客様の立場からすると

設計者を選ぶ際に

特に「相性」が重要になってくるかと

思います。

 

 

 

 

今回私にお声がけがあったのは、

私が「子供の成長やライフスタイルの変化」

についてのお話しをよくしているので、

そこにご期待を寄せて下さってのことですおねがい

 

 

これは、私にとって

この上なく嬉しいことでした!

 

 

今まで、

「居住中のお宅のリフォーム」

たくさん手掛けさせていただき、

人生の先輩とも言えるご家族の

生の生活に触れさせて頂けたからこそ、

 

 

私と同世代の

これから新しく家を持たれる方へ向けて、

 

 

「その先を見越した住まいのご提案」

お役に立てるのだと

最近になってつくづく思いますおねがい

 

 

今回、そのあたりの

私の「設計者」としての持ち味を

しっかりと理解して頂いた上で

ご依頼があったことにも感謝ですドキドキ

 

 

ということで、

そんなお客様のご期待に沿えるよう

 

 

「目に映るデザイン」というよりは、

「ソフトな部分に特化したご提案」

力を入れるべく、

ヒアリングをスタートしました。

 

 

 

 

ソフトな部分に特化したご提案

 

では、私の得意とする

「ソフトな部分に特化したご提案」とは、

どんなご提案なのか・・・

 

 

今回のお客様のケースですと、

ヒアリングを進めるにつれて

以下のような要素が見えてきました。

 

 

 

 

鉛筆共働きなので、家事分担がしやすいこと

(誰でも使いやすく、物がどこにあるか

分かりやすいキッチン、

動線計画にも配慮etc・・・)

 

 

鉛筆現在幼稚園生のお子様の

成長を見据えた間取り

(小学生、中学生と成長するに伴って

学習スタイルや、個室の使い方が

変化する過程を想定するetc・・・)

 

 

鉛筆週末、家で過ごしたくなる工夫

(今のご自宅では、週末何となく居心地が悪い)

 

 

鉛筆ご主人様の在宅ワークスペースの確保

と業務効率アップの工夫

(LDKではなく、寝室の一角が希望だが、

冷暖房効率アップのほか、

快適に業務効率アップする工夫)

 

 

鉛筆趣味のアウトドア用品を

上手に収納する工夫

(外部で使うものであり、

そこまで頻繁に出し入れしないものを

どこにどうしまったらいいのか)

 

 

などなど、

この他にも盛りだくさんあります!!

 

 

実は、この様な

「ヒアリングを通した

ご自身の潜在的なご要望を

認識して頂く過程」こそ

 

 

私が力を入れている部分でもあります。

 

 

これらが、

「ソフトな部分」のご要望なのです。


 

もちろん、この

「目に見えないソフトな部分のご要望」を

網羅するためには、

 

 

視覚的なデザインの要素

大変重要になります。

 

 

例えば、

鉛筆週末、家で過ごしたくなる工夫」

というご要望に対しては、

 

 

ご自身の気分の上がるものに囲まれた

「好き♡」と思えるインテリア

にする必要があります。

 

 

最初から、

「○○テイストのインテリアにしたい」

「この雑誌の様なおしゃれな空間にしたい」

ということではなく、

 

 

「週末、家で過ごしたくなる」

という希望を叶えるということが

大きなコンセプトで、

その為には、

どんな雰囲気のインテリアがいいか

 

 

と、そこで初めて、

インテリアデザインのお話に進んでいく方が、

私は自然だと思っています。

 

 

また、その方が、

後々たくさんの仕様決めをしていく中で

ブレることが無くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家族構成や、

生活スタイル、

趣味嗜好によって

 

 

「目に見えないソフトな部分のご希望」

は全く違います。

 

 

でも、共通して言えることは、

住まいの計画と向き合う一番最初に、

「目に見えないソフトな部分のご希望」

しっかりと向き合うことが

最重要課題ということです!!

 

 

それを、

設計者と共に引き出していくのか、

 

 

それとも、

ご自身で認識した上で

設計者に依頼をするのかは

色々なケースがありますが、

 

 

どちらにしても、

そのご希望をどんどん周囲にお話しして、

巻き込み、

 

 

自分自身の目指す方向を

しっかりと心に留めた上で

進めていくことが、

後々のご満足に繋がっていくことと思いますウインク

 

 

 

 

さて、また、

今回のプランのお話しに戻ります。

 

 

が、、

長くなってしまったので、

続きは明日にさせて頂きます。。。

 

 

もっと現実的なコアなお話しについて

迫っていきますので、

読んでいただけたら嬉しいですおねがい

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました照れ

 

 

 

 

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