五山送り火の陸前高田の松をめぐる騒動に
とりあえず決着がついたようで。
今回騒動をどうみても京都に悪意を持って報道していた読売の第一報を見ると
やっぱり邪推でなく 悪意たっぷりだったんだろなと確信になる。
以下京都市会見後の各社第一報
京都新聞
【被災マツ「送り火」断念 セシウムを検出】
京都新聞 8月12日(金)15時49分配信
京都市は12日、「五山の送り火」に岩手県陸前高田市のマツを使うことになっていたが、表皮部分から放射性セシウムが検出されたため、使用を断念すると発表した。
市によると、民間の検査機関で同日、500本のマツの表皮を少しずつ切り取って1検体として検査した結果、1130ベクレルのセシウムが検出された。
市文化財保護課は「誠に残念な結果だが、中止せざるをえない。被災者や多くの市民にご心労をおかけして申し訳ない」と謝罪した。
アサヒドットコム
【送り火用被災松からセシウム 一転使用中止 京都市発表】
京都の「五山送り火」で、東日本大震災の津波になぎ倒された岩手県陸前高田市の松でできた薪(まき)を燃やす計画で、京都市は12日、市が取り寄せた薪500本について放射能検査をした結果、放射性セシウムが検出されたと発表した。市は記者会見で「科学的根拠に基づき、誠に残念だが断念せざるを得ない」と説明。16日の五山送り火で燃やすことを中止するという。
市によると、薪の表皮から1キログラムあたりセシウム137が588ベクレル、セシウム134が542ベクレルの放射性セシウムがそれぞれ検出されたという。
この問題では、放射能への不安の声が一部の市民から寄せられ、大文字保存会が被災松の受け入れをいったん中止。そこで市が別の薪を取り寄せ、大文字をはじめとする五山の各保存会が送り火で燃やすことを了承していた。
別の松は11日にトラックで京都市役所に届き、市内の企業で検査していた。市は、五山送り火前日の15日に市役所前である平和イベントでも燃やす計画だったが、中止することになった。
産経新聞
【陸前高田より届いた松からセシウムを検出 京都市、使用を断念】
京都の「五山送り火」(16日)の一つ「大文字」で岩手県陸前高田市の被災松を使う計画を中止後、大文字保存会が一転して受け入れを決めた問題で、京都市は12日、現地から届いた松から放射性セシウムが検出されたため、送り火での使用を断念すると発表した。
当初の中止に対し批判が殺到したため、京都市が被災松の割木を500本調達。五山の各保存会でつくる京都五山送り火連合会に受け入れを打診し、11日の大文字保存会で五山全ての送り火で燃やされることになっていた。
ところが、薪の表皮を削って検査したところ、放射性セシウムを検出したため、取り寄せた500本全てについて、送り火での使用を取りやめることにした。
この問題をめぐっては、大文字保存会の松原公太郎理事長が11日、市内で会見。「多くの方に心配と迷惑をかけ、われわれの都合で被災者を振り回したことを心よりおわびしたい」と謝罪した。決定が遅れた理由については「いろんな意見を集約できなかった」と釈明していた。
京都新聞 朝日は 結構詳しく書いてる
産経は ベクレルは省いてる。
で一方 一番大騒ぎしていた 読売新聞の第一報は
【陸前高田の薪からセシウム…京送り火で使用中止】
読売新聞 8月12日(金)15時34分配信
京都市は12日、「京都五山送り火」(16日)で燃やす予定だった岩手県陸前高田市の松で作った薪(まき)から放射性セシウムが検出され、送り火で燃やすことを見合わせる、と発表した。
ずいぶん あっさりだな おい
毎日新聞もなんだけどねw
【<五山送り火>陸前高田のまきからセシウム検出 使用中止】
毎日新聞 8月12日(金)16時14分配信
京都市は12日、岩手県陸前高田市から運んできた、まきの表皮部分から放射性セシウムが検出されたため、「五山送り火」での使用を中止すると発表した。
京都市は「セシウムが少しでも出れば中止することは事前に決めていた」と説明している。
結果的に保存会の判断は正しかったということになります。
やっぱり最初に中止したときに検出されてたんだろな。
毎日も発案者にかなり早い段階から接触していたし
こういう扱いになるんだろね。
とりま うちは読売新聞をとってるので
販売店を呼びつけてやろう。