●せっかく買ったブーツは捨てなくて大丈夫!



こんにちは、森田です。




家庭の整体学という講座に参加されている生徒さんの一人が、


「せっかく買ったロングブーツを履くと足が痛くて、捨てようかと思ってる。」


と言うのです。


ずっと痛いの?


と聞くと、

履いた時だけ、脚(スネの外側)の一部が凄く痛い。

脚に怪我もしてないし、ブーツを調べても、何か突起物があるようでもない。


との事でした。


あなたもこんな思い、した記憶ありませんか?




試し履きもして靴のサイズは、ピッタリなのに、脚の一部が靴と当たって痛い経験て、ありますよね。


これって、どういうことでしょう?


こんな痛い靴は、もう履かない。

と言う選択肢もありますが、


今回の生徒さんは、自分としては、なかなか良いブーツを買ったそうです。


このブーツを履く事を諦めたくない。


という事で、買った靴とどう向き合うのか?


答えではなく、こんな捉え方や、工夫の仕方があるんだということを知って頂けたらと思います。


では、この先も、もう少しお付き合いください。



では改めまして、先程の続き。

ブーツを捨てようとしていた生徒さんに、今分かっている状況を確認して貰うと、


☑ブーツと当たっているのは、脚の一部分。


☑ブーツを履かなければ痛くない。


☑ブーツ自体に突起物はない。


ということは?


「私の脚の問題だ。」


と、自分の身体の問題だと自覚されていました。



この生徒さんは、整体の施術を学びに来られているので、身体の事への意識が高くなって来ておられます。

施術の練習で、色んな人の体を触る事で、人の体にはそれぞれ癖があることを、十分知っているのです。




そんな癖が自分にもあって、たまたまブーツを履いて分かったとを発見されました。




そうなんです。


もしも、ブーツに押されても、自分の脚がそのブーツを押し返さなければ、鋭利な突起物が出てたりしない限り、


ブーツを履いても痛くはないはずです。




これは、理屈じゃなくて、本当にそうなんです。


但し、


問題は、ブーツと当たって痛い部分だけではありません。


むしろ、その痛い部分は、結果のようなもので、




その痛い部分を触っても、どうしようもありません。




という事で疑われるのは?




●背骨を上手く立ったり、動けていない。



●ベストポジションから体を傾ける癖がある。



●触ると硬い筋肉に、力を入れていないとバランスが取れない姿勢をしている。



●一部の筋肉に力が入る(踏ん張る)癖がある。


等がある。

(私もそんな癖を変えているので、よーく分かります)


その結果、ブーツを履いた時、当たって痛い部分は、元からその部分に、体重を乗せている可能性があると考えます。






解決策とすれば、


全身を使って歩けば、痛い部分に体重を乗せる癖も和らぎ、結果ブーツを履いても楽になるはずです。




時間はかかるかも知れないけど、そのブーツの持主の生徒さんも、


このブーツが、楽にカッコよく履けるようになろう


と俄然やる気だしてました!


少し話は変わりますが、オシャレなイタリア人の男性は、


靴を選ぶ時、デザインやお気に入りのブランドで、靴を選ぶそうです。


その靴が、いくらタイトで足が痛くても、見た目が重要で、

靴に体を合わせる。

そんな意識を持っているそうです。



また、ファッションモデルの方は、いつも自分の足のサイズの靴を用意してもらえるとは限らないそうです。


時には、大きかったり、小さかったりする事も・・・。


そんな時にも、

靴に足(体)を合わせて、歩けるのがプロなんですね。


以前私は、足指の真ん中の3本が直角に曲がっていました。

真上から指を見るとその3本だけ「爪」が下を向き見えない状況でした。

「ハンマートゥ」とも言うそうですが、それは症状とかじゃなく、単なる私の癖で、今はそんな面影もありません。

これからも、もしも足の指が曲がったり、丸まったり、足裏に硬い所や、豆を作るような事をして、


その結果、


どんどん大きなサイズの靴を履いたり、


デザイン性では無く、履き心地で靴を選んだりするのは、

嫌だなぁ

と思います。


ですので、足裏のケアと姿勢を磨いて、


靴を選ぶ基準はいつまでもデザイン重視で、ファッションに気を遣いたいと私は考えています。


あなたももし、痛くて履けないお気に入りの靴があれば、


身体を変えていく発想を持ってみてはいかがでしょう。



それでは今日は、この辺で。

最後まで読んで下さってありがとうございました。


森田

【ヨガ教室ご案内】

私は、身体は自由に気持ち良く動かしていれば、良い運動になり、それが体力となって体に良い事だと思っていました。


今は、そんな「自由」が体にとっては負担となっていいる「癖」だったんだ。と分かりました。


体にとって、何がベストか?


あなたとお会いして、「癖」のない、そのままで良い体の使い方をしておられたら、レッスンが必要でないことをお伝えします。


一生気持ち良く使える身体は、「体の使い方」次第です。