気が付いたら背中が丸くなってしまう時には、背骨をずっと伸ばしていたい体にしてしまいましょう♪
昨日レッスンで行ったセルフケアを簡単に紹介します。
おはようございます、森田です。
仕事での事務作業でも、家事や、子育て、読書、パソコン作業等。
どれもこれも、背中を丸めないと出来ないような事ばかりですよね。
時々、背中や腰がパンパンになって、思いっきり伸びをして、大きな欠伸でもしたらちょっとスッキリして。
また同じ、姿勢に戻って作業を続ける事が多いと思いますが。
確かに、背中は丸めない方が良い事は、分かっているけど、力を入れて背骨を伸ばしていたら、逆に背中や腰が凝ったり、痛くなってしまうのではないでしょうか!?
ですから、背骨は伸ばした方が良い事が分かっていても、伸ばせば後でもっと凝りや痛みが出て来るかも知れないので、いつも気がつけば背中は丸くなっている方が多いのでは無いかと思います。
昨日もヨガ教室のレッスン前に、いつもの事ですが、生徒さんがレッスンをする部屋に、掃除機をかけてくれていたんですね。
2人が掃除機をかけてくれていたんですけど、2人共、ビックリするくらい背中が丸いんですよ!
どうしてかと聞くと、このほうが楽だし、
「背中を丸めないと身体を動かせない。」
と、言うのです。
それでも毎回レッスン終了後には、ピンと伸びた背骨で歩いているのに、
1週間経てば、また元通りなんて、レッスンでやりたい事はもっとあるので、これではイケナイ。
そう考え、グループレッスンにも「セルフケア(自力整体の施術)」を取り入れる事にしました。
詳しくは、書ききれませんが、簡単に紹介しますと。
私達の体は、頭の先から脚の先、手の指先や、背中も、腰も、お腹も全て「筋膜(きんまく)」で繋がっています。
その筋膜は、体を包む全身タイツの様な感じだとイメージして下さいね。
そんな全身タイツの筋膜は、
緩んでいると体は動かしやすく、
凝って硬い場合には、体は動かしにくく感じるはずなんです。
そんな筋膜が、背中から腰のあたりにかけて、パンパンに張っていたら、どんな姿勢になると思いますか?
(サイズが小さ過ぎる、ピッチピチのシャツを着ていると考えて下さい。)
ギュッと体が丸まって、体の表面(ヒフ)を触ると、硬いと想像出来ませんか?
背中を丸めていた方が楽な方は、そんな感じになっている方が非常に多いんです。
ですので、体が動かしやすいたっぷりゆとりのあるサイズの全身タイツになるようなケアをする事にしました。
ここからは、レッスンで実際に行った事を書いて行きます。
触り方を書いて説明は出来ませんが、次のような感じで触って頂きました。
■全身硬い所が無いように、硬い部分を優しく掴むように触る事。
■筋肉や皮膚が骨とガチッと張りついているような所は、はがれて動く皮膚や筋肉に変わるように、優しい手で触って頂きました。
順番は、今回は下半身から始めました。
太股・ふくらはぎ・膝上の内もも・脚の側面・脚の甲を施術し両足を動かして確かめると、
「動き易い。」
と、皆さん実感して頂けました。
次に、
脇・肩甲骨の周り・肩を施術して両腕を挙げると、これもまた、
「腕が動かし易い。」
と、実感して頂けました。
最後に、胸から鎖骨へ移動し、肩から背中へ、そして腰に向かってと流れるように触って行きます。
そして座って頂くと。
“背筋が伸びて気持ちが良い”
と、実感して頂けた様です。
こっちの姿勢が楽になりました。
※我慢して背骨を伸ばすのではなく、この姿勢が楽にして行く
こっちは腰や背中が辛いんです。
※この姿勢でいるのは、腰も背中も、お腹も辛く感じて来る程です。
体の触り方は、なるべく優しく丁寧に。
と、伝えただけで、まだまだ気持ち良く触れていないはずですが、それでも自分の体を施術した後の体は、さっきより楽に立っていられるし、
ケアの後、背中を丸めてください。とお願いしてみると。
皆さん、
「背中を丸めにくい、伸ばしていた方が気持ち良い。」
そう多くの方が言っていました。
こんな風に、整体と言っても実はとっても簡単なケアです。
ですから、方法よりも、
どんな体になって行けば、楽なのか!?
体の事を知って頂きたいのです。
まずは、自分の体を触って、硬い所や強く緊張させてしまっている場所を発見して、
そして、理解した上で整体の施術が出来る様に、取り組んで行きたいと思います。
あなたの体は、もっとあなた自身が気持ち良く体を動かして行けるように、変わってくれるはずではないでしょうか。
整体の施術も体を変えて行く練習も、
特別な事ではありません。
いつか元気で、カッコ良い体になろう。
そんな思いのある方は、来年1月からのレッスンにお越し下さい。
詳細につきましては、メールマガジンにて11/14(金)配信させて頂きます。
下記のリンクより登録(無料)だけ済ませてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。
森田
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最後まで読んで下さって、ありがとうございました。