家族の体を、整体してあげる時には、この3つは、やらない事をお勧めします。
こんにちは、森田です。
家族や友人が、
「肩が凝った、腰が痛い、脚が疲れた。」
と言って、困っていたら、どうにかしてあげたくなりますよね。
見よう見まねでも何でも、整体してあげたくなりませんか?
揉んだり、叩いたり、指圧したり、
とにかく、少しでも楽にしてあげたいと、
凝りをほぐした経験のある方は、多いと思います。
凝って硬くなっている所は、きっと辛いだろうって。
そんな、バキバキに凝って辛い方や、痛くてどうしようもない方にとって、人から触って貰える事は、凄く有り難い事です。
どうにも出来ない辛さから、救ってくれる人に感謝しかありません。
そのような家庭内での整体は、私は大いに賛成です。
得に、人の体を触るには、
心がこもって無ければ、何も伝わらないし、ただの作業になってしまいます。
例えば、赤ちゃんを抱っこするには、初めての人にとってはドキドキですが、
いくら、抱っこの仕方を教わっても、赤ちゃんを大事に愛おしく思う気持ちが無ければ、荷物を持っているのと変わりません。
きっと、抱っこしている人の気持ちが赤ちゃんに伝わって、安心してくれると思うんです。
そんな風に、
整体の施術も、何の感情も無く、ただ押したり、揉んだり、叩いても、受けている人には、何も伝わらないと思います。
だからこそ、
家族や友人の辛さを何とかしてあげたい。
と思ったからこそしてあげる整体は、そこには「気持ち」しか無いと思います。
そこで、後は、
その気持ちだけが先行して、やり過ぎや、勘違いや、自分勝手な施術をしていないか?
整体の時に、やってはいけない事を3つ紹介します。
理由も合わせて、紹介しますので、
これから大切な人の体を触る時には、注意して頂けたらもっと気持ち良い施術が出来ると思います。
では、早速。
《施術する時にやってはいけない事3つのポイント》
1、体重を乗せない。よくありがちなのは、座った相手の肩に両手を当て、上から体重の乗せて肩を押したり、うつ伏せに寝ている相手の腰に手を当てグイグイ体重を乗せる等。身体の重みを使って施術するのは、止めた方が良いと思います。
それは、受けている人にとって、凝っている部分を押されている気持ち良さはあっても、人の体重を支える為に、体中で、「筋トレ」しているような状態になると思います。疲れた身体に、更に重い物が乗っかってるなんて、想像しただけでも、不快ですよね(苦笑)ですので、体重は乗せないようにして頂きたいと思います。
2、揉んでる腕が、痛くなる。肩を揉んだり、腕や脚を揉んであげている時に、自分の腕がパンパンに疲れたりしませんか?これでは、凝りのある場所に揉んでいる人の筋肉の緊張が伝わり、その緊張は触られている人の「脳」を不快(不快情動)にし、不快になった脳によって、体も不快な状態・・・(筋肉の緊張等)になると考えられます。
ですから、自分の体が辛くても相手が楽になれば良い。と言う考えは、相手にとっては、大きなお世話になってしまうかも知れません。ですので、揉んでいる時の自分の腕も楽な状態で人の体に、触れて下さい。
3、摩る(さする)。痛くて辛そうな時、強い刺激は入れそうにも無い時、痛い場所を摩ったりしますよね。これは、かなり効果的で、この方法を覚えるとセルフケアにも応用出来ます。
摩る時は、①の注意点と同様、体重を乗せない事は勿論ですが、触っている手のひらが硬くては何も伝わりません。
もちろん、優しく撫でているだけじゃくすぐったいだけです。ですので、触っている人の体からの信号・・・張りや凝りや硬さや体温など、あらゆる情報を感じるように触ってみてはいかがでしょう。
これらを意識して、でも一番は「気持ち」ですので、大切な人の体を癒して、もっともっと楽に、気持ち良い身体にしてあげてくださいね。
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もっともっと、気持ち良い施術や、体を楽にしてあげる「術」を手に入れたい方は、「家庭の整体学」をお勧めします。
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それでは、今日はこの辺で。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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