イメージ 1

急に悪くなって救急車で搬送され、入院となりました。

お見舞いに行く度に喜んでくれ、帰る時には

「また、来てよ。」

と何度も何度も繰り返して言われます。

ケアマネが涙をみせるわけにはいきません!

「また、すぐに来るからネ!」 
          
毎回、後ろ髪を引かれる思いで病室をあとにします。

無力な自分に腹が立ちます。

話をするのも 息をするのも苦しそう…。

さすがに「まぶしい笑顔」は消えました。

いくら本人が帰宅を望んでも、子供のいないご夫婦です。

高齢のご主人も看護に自信がなく、当然「うん」とは言いません。

「もう、退院は無理か…」

とあきらめていました。

すでに病院では もう治療らしい治療もありません。

痛みのコントロールと肺に溜まった水を抜くだけです。

親戚の方が「相談したいことがある。」と電話をかけてきました。

「本人の希望どおり、自宅に連れて帰ってやりたい。」

次回につづく