5000円台まで安くなっていたところを買ってみました。

ソニーのワイヤレスヘッドホン、WH-CH520です。エントリーモデルですね。定価は7700円のようですが、ヨドバシカメラで5500円ぐらいでした。ネットならもっと安い。


この機種、お値段だけ見たら最上位のWH-1000XM5の1/10、1つ上のWH-CH720Nと比べても1/3。コスパが光り過ぎているのでは。

WH-CH720Nもすごくいい機種だなと思いましたが、ノイキャンはWHP01Kがありますし、お値段と本体の軽さを取りました。


開けたところ。プラスチックレスのパッケージも売りのひとつとなっています。

エントリーモデルながら頑張っていませんか?

Apple製品とは違った良さのあるパッケージと言っておきましょう。破ることなく、綺麗に開けられましたよ。


本体を取り出すと、下に付属品が留められています。

充電用のUSBケーブルと説明書、保証書のみとなっています。この機種は有線接続に対応していないため、ステレオミニのケーブルは入っていません。


そして、本体。軽いです。

本当にバッテリーが入っていて、しかも50時間も持つのか…。

密閉型ですが、比較的小型のオンイヤータイプなので長時間使用は不向き。キツいです。

側圧は普通。寝ながら使うとズレてくる。

上位機のCH720Nは大きい分、アラウンドイヤータイプになるので着け心地はかなり異なってきます。値段も異なるのでそこはお財布と相談で。全体的にお手軽さ重視な仕様ですね。


WH-CH520は全体的にシンプルなデザインだなと思います。昔のウォークマンのゴテゴテなデザインからは随分変わった。

機種名や生産地等、イヤーパッドの内側に記載されているステルスな仕様にびっくり。ソニーも変わったな…。


色は店頭で全色試着をしてホワイトとベージュに絞ってからWHP01Kと被らないホワイトに決めました。


音質とか。

正直、ちょっと暗めの音。高音が弱く聞こえるあたり、やや低音寄りでしょうか。

ボーカルの距離感は普通。ヘッドホンである事を考慮すると近いほう。

プラスチッキーなハウジングから来る音の籠りはありますが、同社のWF-C500ほど嫌味は感じず、悪くないです。

楽器の生々しさとかはあまり感じられませんが、一方で音の解像感は頑張っていて、聴いている曲をしっかり楽しむことが出来る音質になっていると思いました。

WH-CH520はエントリーモデルながらHeadphonesのアプリに対応しています。

イコライザーで激変するタイプではないですが、設定が調整するたびに音が反映されるのは良いです。これもどことは言いませんがこれが、出来ていないメーカーがあるんですね。

あとはDSEEが設定出来ますが、高音が弱いので違いはあまり分かりません…。ウォークマンではお馴染みの高音域補完機能ですが、オンにすると電池の消費量が変わる他、音が割れる場合があるようです。


外で使ってみた感想。

mimimamoを着けて、外へ持ち出してみました。が…


遮音性がなさすぎる。


地下鉄ではもう何も聞こえず、比較的静かなJRの在来線なら使えるかな?という感じでした。これならAirPodsで良いな…。

ただ、接続安定性は抜群に良く、音飛びが全くしないところは良かった。


思わずWH-CH720Nを買い足すところだったけど、こいつは家用にして出かける時はWHP01Kを使うか…。(完)