ダイソーのTWSイヤホン。

発売された時は正直バカにしていたんだけど

ネットニュースにつられて買ってしまった。接続名や説明書によると、D036-01という機種。

仕方がないので、手持ちのTWSの名前を出しながら供養したいと思います…。


ダイソーのTWSにはいくつか種類があり、今回買った話題のモデルは初代(?)モデルより再生時間とか、MicroBだった充電端子がType-Cになってるといった地道な改良がされている様子。


充電ケースはLEDのインジケーターが4つ付いております。

(ソニーのWF-C500と比較して)充電状態が分かりやすい仕様。

充電端子がケース前面、ヒンジと反対側に付いているのはあまり見かけない作りではと思う。

イヤホン単体で8時間再生可能。

AirPods第2世代(単体で5時間)より長いんですよ。本当かな?ケース併用の場合は24時間で同じですけどね。

話題(?)になった理由である、箱の説明書き。


「日本人技術者がチューニングした日本人向けの音質」



どこかのネット記事では日本の企業が関わっているとのこと。

うーん。やっぱりA社っぽい。

よく「Japan Tuned」って言ってるし(バレる)。

2017年ごろからイヤホン出してるって言うのも多分そう。

でも、中国に出向いて…はまた違うA社が出てくる。TWSよりは有線イヤホンでヒットを飛ばしたほうのA社だけど。

更に、ここ数年は集音器で…って件だとP社も出てくる。

(…アレ、新聞広告でよく見かけるけどそんなに売れてるのかな?)


ここまで思い浮かんだメーカーは自分も何かしらの製品(イヤホン)を持っておりますが…


結局、そんなに名の知れた会社ではないのかもしれないって言う結論に至った(適当)。


話を戻しましょう。

ダイソーTWSのイヤホン本体はそこそこの大きさ。

ケースは小さめだと思います。

デザインも、ノーブランド品って感じで悪くはないのでは。白だったらもう少し良いかも。

電源を入れると音声ガイドがガビガビ音質の大音量で「conected」「pairing」と一丁前に喋ります。うるさい。

ボタンを押した時の操作音は特にありませんが、ボタンがカチカチと耳に響くから不要か。再生停止や曲送り、頭出しの基本操作に加えて音量調節も出来る。電話にも出られるのかな。などと、この辺はAirPodsより高機能じゃないですか。


付属のイヤーピースはスッカスカで遮音性が低い。名誉のために言うなら、耳が痛くなる感じは無し。

TWSにしては大きめのイヤーピースを採用しているため、ソニーのハイブリッドイヤーピースなど有線イヤホン用のイヤーピースもサイズによっては流用可能です。良い。

イヤーピースを外したところには、なんと有線ピヤホンなるイヤホンで見かけるメッシュ素材が使われていました。紙素材のフィルターよりは耐久性がありそうですね。オーテクのイヤホンでよく見る音響ダクトみたいなのもついていてびっくり。

↑ダイソーTWSはWF-C500より一回り、TE-D01gsよりかなり小さいです。あと軽い。


付属のイヤーピースで聴いた感想。
音質は、低音寄りのかまぼこと言ったところでした。
昔の100均イヤホンのような、中音のこもりが少し気になるけど聴けなくはない感じ。ボーカルは日本人技術者の頑張りで、かなり聴きやすい。
低音はベースの音までしっかり出ています。解像度も頑張ってる。イヤーピースをソニーにすると低音が更に良くなります。
ですが、高音を中心に圧縮ノイズが少し気になった。10年以上前のBTレシーバーよりは良いけど、接続安定性を重視して伝送ビットレートを下げているのでは?って言う感じ。

「良いイヤホンは、低音だけでなくて高音もしっかり鳴るんですよ」って思い出させてくれる、そんな音でした。

じっくり音楽を楽しみたいならやめたほうがいいけれど、BGM用途には全然使えますよ。開放型のAirPodsよりは遮音性もしっかりあります。何より、新品が1000円だからコスパは十分に高いと思った。「もし無くしても痛くない」は言い過ぎにしても、学生のお小遣いなんかでも無理なく買えるのは良いんじゃないかな。

なお、通話は相手に迷惑をかけてはいけないので試していません(ごめんなさい。相手もいないし)。って言うか、マイク付いてるのかな(多分)。

ということで供養はここまでです。長くなりましたが、いまのところは興味本位で結構使っていますよ。気軽に買って使えるって大事だ。