上位機(WF-C700N)が発表されてから買った。
そして、WF-1000XM5も出てしまった。ずーっと下書きで眠っていました。同じことがループで書いてあったらすみません。本当に今更過ぎますが…
4月にSONYのWF-C500というワイヤレスイヤホンを買いました。9400円ぐらいでした。WF-1000XM4のような小型のパッケージが良いですね。
結論から言うと、
音質を重視するなら素直に上位機を買いましょう(おわり)。
でも、ソニーのTWSってどうなんだろう?ってお試し感覚で買うなら全然ありですし、イヤホンに重きを置いていない人なら不満なく使える製品だと思います。個人的にソニーのワイヤレスイヤホンはWI-C400以来5年ぶりぐらいだったのですが、それなりの進化は感じられました。
WF-C500は1万円前後でソニーブランドと、完成度の高い(?)専用アプリが使えることが特徴のエントリーモデルです。
充電ケースは、TechnicsのEAH-AZ60のような横長の形で。安価なメガネケースを小さくしたような雰囲気。半透明の蓋は好みが分かれますが、質感はそれなり。蓋の開閉がしっかりしていておもちゃ感はあまりないです。
ケースの充電具合はいまいち分かりにくい。ワイヤレス充電は非対応。その分小さいのでOK。
たまにしか使わないとわかることですが、自然放電は割としにくいです。久しぶりに使ってもイヤホン本体は充電100%。ケースの電池が切れて勝手にスマホと接続されたことも今のところなし。サブ機にするのも良さそう。
イヤホン本体の大きさはノイキャン無しにしては大きめ。C700Nがノイキャン搭載で小型化していますからね。WF-1000XM4譲りの形状がソニーらしくて良いと思います。イヤーピースは有線イヤホンと同じ大きさの物が採用されていて、社外品と交換しても割と収まるのは良いですね。
イヤホンには静電気で誤作動しないボタンが付いていて良いのですが、クリック感が軽く簡単に押されてしまう&キーアサイン変更不可。なんのためのアプリだよ。耳に着ける時の位置調整がとてもし辛いです。
再生中の曲が出るのが良いですね。
アプリとの接続安定性はAVIOTの「SOUND ME」比で100点満点。あっちが酷すぎるだけか。
ソニーはプレイステーションというゲーム機を出してる会社なだけあって、アクティビティーからイヤホンの使用頻度に応じた称号みたいなやつも獲得できます。面白いですね。
また、アプリからはカスタムイコライザーとCLEAR BASS、DSEEの設定も出来ます。
2000年代後半のウォークマンで言うところの、クリアオーディオテクノロジー(の一部)ですね。懐かしい。
しかし、残念なのはアプリで色々設定出来たところで、WF-C500の素の音質が低音寄りのカマボコであること。
音の刺激は少なく、聴きやすいですが、樹脂製ハウジングからくる籠りでモヤっとした雰囲気。バスドラのリズム感を味わうとか、ボーカルを聴くなら結構良いけど、個々の楽器の生々しさとかはどうなのでしょうか?個人的にこれを「すごく良い音だ」とは思いませんでした。決して使えなく(聴けなく)は無いんですけどね。
音質。2曲目には気にならなくなるとは言え、価格帯を考慮しても主力で使うにはちょっと物足りませんでした。
WF-C700Nにステップアップすると、ドライバーがSixTONES(Link Buds S)と同じになって一気に高音寄りになります。
ソニーのイヤホンって価格帯が変わるとだいたいそうだけど、聴きやすさが無くなるのが残念。
だからWF-C500を選んだ。
WF-C700N、発売当初の17600円は高い…と思ったけどこの記事が下書きで眠っている間に結構値下がりしてきていますね。
そして、WF-C500の通話性能は…ごめんなさい、YouTuberじゃないので試していないです。携帯本体のマイクしか信用していません。割愛…。
音質を中心に不満を書いてしまいましたが…
接続安定性などを含めた、ワイヤレスイヤホンとしての完成度はなかなかに高いなと思いました。
結局、ローテーションで時々使っています。
時々でも充電切れてないのは本当に使いやすい。
ちなみにWF-C500もネットでは安くなってきているようで、WF-C700Nとの価格差は相変わらずみたいです。
気がついたらもう2年前発売の製品になりましたね。あと、この前のダイソー何台分って考えるとちょっと嫌になりますw