お互い心惹かれているのに、住む世界が違うというだけで離れ離れになってしまう、“たなばた(天女)”と“みけらん”
どうしてもたなばたと一緒に暮らしたいみけらんは、天まで伸びた竹を登ってたなばたに会いに行きます。
しかし、たなばたの父である“天のみかど”が二人の仲を許しません。
みけらんに過酷な試練を与えることで、二人を引き裂こうとします。
その試練に、みけらんはたなばたの協力もあって次々とクリアしていくのですが、
結局過酷すぎる状況に、たなばたの忠告を破ってしまい、
とうとう二人は完全に離れ離れになってしまいます
このお話の中で、愛し合う二人を引き裂くのも、年に一度、7月7日の日に星になった二人の面会を許すのも「天のみかど」です。
では、もし、みけらんが天のみかどの言いつけをすべてクリアしていれば、天のみかどは二人のことを許したでしょうか?
たぶん、許さなかったでしょうね^^;
さらにみけらんへ無理難題をしかけてきたと思います。
天のみかどは、その名のとおり、この世のすべてをつかさどる存在なのでしょう。
だからその娘であるたなばたも、「高次の存在」ということになります。
もしも“たなばた”という存在が、「みけらんの願い」そのものだとしたら・・
天のみかどが与えた試練は、みけらんのための試練だと言えます。
大きな願いほど、それを叶えるためには越えなければならない段階がいくつもあります。
天のみかどが二人を許さなかったのは、たんなる娘の恋人へのイジワルなんかじゃなく、
愛ゆえの厳しさだったのかもしれません。
願いを持つのはステキなことだと思います。
暗いと感じるときも、ランタンのようにやわらかく行く道を照してくれます。
実は、日常のなかでもたくさん願いがあって、
そのいくつかはちゃんと叶っています。
たとえば、『今夜パスタが食べたい
毎日は小さな願いの積み重ねでできてるのかもしれません。
そして、願いは叶ってしまえば、それはもう夢ではなくなってしまいます。
だからこそ、どんなに願いが叶ったとしても、夢は永遠に持ちつづけていたい。
小さなランタンの光も、たくさん集まればきっとお日さまのような明るい光になるんだと思います

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