ひきこもりから抜け出して、10年経ちました。
社会に出て、仕事をして、色んな人と関わって、私自身も大きく成長できたと思います。
でも、どうやっても自分を好きにはなれなかった。
社会に出れたとしても、根本的なところは何も解決できてなかったんです。
仕事をしてないからひきこもり、仕事をしてるからひきこもりじゃない。
ひきこもりのほんとの問題はそんなことではなかったんだなと思います。
I I I I I I I I
今になって、ひきこもりの経験から学べることがたくさんあるなぁと思います。
それに「社会」って私が思っていたほど恐ろしいところじゃなかった。
それも最近になってやっとわかったことです。
いままではずっと「社会は怖い」と思い込んだまま仕事をしてましたから、そのぶん、ちょっともったいないことをしたかなII
そして、私にとっての「社会」が何だったのか、その正体に気づけたこともすごくいい学びになりました。
また機会があれば、ひきこもりから学んだことや、気づきを書いてみようと思います。
最後に、
ひきこもりだった私(あなた)へI
嫌というほどダメな自分を思い知り
嫌というほど孤独に耐えた
こんなに消えてしまいたいと思ったことはなかったけど
これほど生きることに執着したことはない
あなたは生きようとしていた
まぎれもなく生きたかったんだ
どんなに惨めで腐った自分でも
ほんとのあなたは強い人
そのことに気づいてほしい
あなたは自分が一番怖いものに挑んだ
ほんとはどんな大きな壁でも乗り越えられる力があるんだ
もう自分を責めるのはやめて
あなたはずっと頑張ってきた
壁を造ったのは自分
それを越えるのも自分
それなら正々堂々と
越えてやったらいいんだよ
自分を信じて
信じるものに力は宿るから