父とのバトル。
「だからお前はダメなんだ」
腹を立てると、頭ごなしに否定するのが父のやり方。
子どもの頃の私は素直にその言葉に傷ついて、素直にその言葉を受け入れてきた。
今、改めて父の言葉を聞くと、
ひっどー!!Σ(~∀~||;)
って思う。
こんなひどいことを私は言われ続けてたのかと思う。
そして父の言葉その通りに自分のことを思ってきたのだ。
「お前みたいな人間は誰にも相手にされない」
ひきこもりだった頃、何度か言われた。
その言葉に傷つき、ひどく泣いて、まぶたのところが内出血して何日か治らなかったこともある。
父から自分を否定されるたびに心が粉々に壊れてしまいそうだった。
みじめで、情けなくて、自分を責めるしかなくて、いつも消えてなくなってしまいたくなった。
今でも父は私を傷つけることを平気で言う。
こないだも怒りで手が震え、涙が止まらなくなった。
未だに父の言葉を受け入れる自分がいるのか。
でも以前と違うのは言われただけ言い返す(笑)
自分で傷ついた自分を癒してあげることができる

私はダメなんかじゃない

そう思えるようになってきたから、後でみじめな気持ちになることもなく、早く立ち直れた。
そして冷静になってから、ふと、
父は私と同じ理由で怒ったのかもしれないと思った。
言葉をそのまま受け取ったらかなりひどい言葉なんだけど、
その言葉の裏に、父の不安、おそれ、寂しさがはっきり見えた気がした。
お互いに寂しかっただけなのかもしれない。
そう思うと、私が傷つくことは何一つなかった気がする。
でも今は父がキライ。
ごまかしてきたその思いを今はしっかり感じたい。
その思いを出しきったとき、父との関係もまた変わってくるのかもしれないな。