最近、今まで抑えてきた感情がどんどんあふれてくるようになった。
不安、さみしさ、怖れ、悲しみ、
そして、怒り。
とくに怒りという感情には、私はとてもにぶかった。
こないだ、親とぶつかった。
親とぶつかったのは初めてじゃないけど、こないだ初めて、母に本気で気持ちをぶつけた。
お母さんはなんにもわかってない。
私が本当につらかったとき、どうして助けてくれなかったの?
一人でどんなにつらかったかわかるの?
もちろん、親も黙ってはいない。
あんたのために頑張ってきたのに。
お前は何も進歩がない。
自分のことしか考えてない。
結局、いつもみたいに、お前の考え方はおかしい、で終わった。
私は何が正しいか間違ってるか、そんなことを言ってるんじゃないのに。
ただ、気持ちをわかってほしいだけなのにね。
感情的に気持ちをぶつけたのは、いいことではなかった思う。
でも、母に今までずっと言えなかった本当の気持ちをぶつけて、私はこんなにも親に、自分をわかってほしい、受け入れてほしいと思っていたんだなと思った。
そして、親は親で、自分たちをわかってほしいと、私に求めていたのかもしれない。
お互いに、愛してほしいって言っていたのかもしれない。
って思った。
大人になってからも、親に温かさをずっと求めていた私。
もうそろそろ、自分から温かい場所に出ていっていいのかもしれない。
もう親に求めなくても、温かさはすぐそこにあるって感じる。
手を伸ばせば、すぐそこにあるってわかる。
あと少し、それに手を伸ばす勇気がほしい。