こんにちは、都希(つき)です。
この夏は
初っ端から変な風邪で一週間くらい寝込んだり
親類に不幸があったり
大変なこともあったのですが
楽しみにしていたマルシェや
海水浴に行くことができ
息子が楽しみにしていた企画展に出かけたり
昆虫探し🪲もできました。
だけどこの夏
私にとっては一番熱かったのは
出雲で開催された「ちはやふる展」に行けたこと。
展示は島根県出雲市内の2箇所で
同時に開催されていて
出雲文化伝承館のほうには2回行きました
そのくらい惹かれるものがあったし
とても良かったです
末次先生の原稿に描かれた
繊細な線のタッチや
白く修正したあとなど
すごく新鮮で
漫画は原稿の時点から
「すでに完璧な作品」なんだと
感動してしまいました
あとは名シーンの数々
涙腺は緩みっぱなしでした
ちはやふるの登場人物は
みんなそれぞれ強い部分と弱い部分があって
感情移入しやすく
みんな好きなのですが
しのぶちゃんの不器用な部分とか
自分と似ているところがあってとくに好きです。
(スノー丸らぶ
なところも
)
そして百人一首で
私がとても思い入れがあるのがこの歌。
花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
桜の花の色艶はすっかりあせてしまったなあ
私の容色も同じ
虚しく身をこの世において
春の長雨を眺めて物思いに耽っているうちに
(ちはやと覚える百人一首より)
小学生のときの授業で
先生が生徒一人一人に
百人一首の歌を描いたものを
渡してくれて
私がもらった歌が
小野小町のこの歌でした。
以来この歌は自分の歌みたいになっています
『あれっ、いつのまにか桜も終わりそうじゃが!
くよくよ悩んどった間に。
うちの顔もひどぅくたぶれた顔になっとるが
』
みたいな(都希訳)
美しく咲き誇った花もいずれ散りゆくさだめ
子どもの頃は
自分がいつか衰えていくなんて
考えもしなかったけれど
四十過ぎてから体に無理がきかなくなったり
うっかり忘れることが多くなったり
いい意味で良い加減がわかるようになったりと
今だからしみじみ思うことがあります。
若々しい花の時期は一瞬のように過ぎてしまったけれど
容色が衰えていくことはけして悪いことだけじゃない
くよくよ悩んだり
無駄なようなことに時間を使ったり
感情のおもむくまま勢いでつっぱしったり(汗)
そういう時期があって
今の幸せも感じられるのだと思います。
こういうちょっとした人との出会いが
とても温かく、幸せに感じました
ちはやふる展は10日まで開催中なので
お近くの方はぜひ行かれてみてくださいね
そしてこの夏びっくりした出来事ですが
長くなってしまったので②に続きます
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以前から専属占い師へのお誘いなど度々頂いておりますが、その氣はなく、現在それに対してお返事はしておりません。ご了承ください
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