こんにちは、都希(つき)です
先日実家のまわりの野山を散歩していたとき
ふと『どれがサカキなんかな』と気になり
母に聞いてみたところ
山の中を探検しつつ
直接教えてもらうことになりました。
『あっ、これがサカキね』
と山に入って数秒で母がサカキを発見
お墓にお供えする木とは違うものだと聞いていたけど
なるほど葉っぱが大きいです。
お墓にお供えする木はうちでは昔から「クサカケ」と呼んでいて
調べると正式には「ヒサカキ」という名前だと分かりました。
基本的にサカキは“神さま”
ヒサカキは“ご先祖さま”にお供えする木のようですね。
山の中を進んでいくと
そこらへんに
似たような葉っぱの木がたくさんあります。
色々見てるとわけがわからなくなってきます。
『えっと、これはサカキ』
『何言ってんの、それはツバキでしょ』
『これはサカキ』
『それはチャノキ』
みんな同じに見える〜
でも何度か見ていると
ギザギザがあるのとないのとか
細長いのと丸みがあるのとか
微妙な葉っぱのカタチの違いがわかるようになってきました。
それでも何度か山に入って観察してみないと
わからないレベルです。
よっぽど特徴のある木ならまだしも
図鑑で見ただけでは
判別は難しいと思いました
芸の世界に「口伝」というのがありますが
わかる人に直接教えてもらいながら
実際目で見て
触れてみたり、真似てみないと
学びとして自分のものにならないことがあります。
木を知ることもそうなんだと思いました。
今までだって学べる機会はたくさんあったはずなのに
それだけ関心がなかったんだと思うし
今になってそれだけ関心を持てる余裕が出てきたということかもしれません。
遅ればせながらも良い学びをさせてもらっています
少し前には
ヒノキがどんな木か分かったおかげで
そこからまた興味が広がり
ヒノキとスギとの区別もできるようになりました。
まだかわいい幼木のスギです。
わかること(知識)が増えるって楽しいですし
それだけ日常が充実してきますね
最後まで読んでいただきありがとうございました
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