昼食や間食にさっと手軽に食べられる食事として人気のカップ麺は、

太る食べ物ランキングの常連!というイメージですよね。

 

そんなカップ麺を食べると太るのでしょうか?

 「オリーブオイルをひとまわし」のHPに解説が記載されていました。

 

 

■糖質が原因

まずカップ麺のカロリーと含まれる脂質、糖質の量を紹介します。
 
100gあたりのカップ麺のカロリー
・ 和風スタイル即席カップ麺:437kcal 
・ 中華スタイル即席カップ麺(しょうゆ味):417kcal 
・ 中華スタイル即席カップ麺(塩味):422kcal 
 
100gあたりのカップ麺に含まれる脂質
・ 和風スタイル即席カップ麺:19.8g 
・ 中華スタイル即席カップ麺(しょうゆ味):19.1g 
・ 中華スタイル即席カップ麺(塩味):18.5g 
 
100gあたりのカップ麺に含まれる糖質
・ 和風スタイル即席カップ麺:50.1g 
・ 中華スタイル即席カップ麺(しょうゆ味):48.5g 
・ 中華スタイル即席カップ麺(塩味):52.8g 
 
このようにカップ麺には糖質が多く含まれていることがわかります。
糖質は過剰摂取するとエネルギーとして消費されなかったものが、中性脂肪として身体に
蓄積されて肥満と生活習慣病の原因になります。
 
■塩分が多い
100gあたりのカップ麺に含まれる塩分
・ 和風スタイル即席カップ麺:6.7g 
・ 中華スタイル即席カップ麺(しょうゆ味):6.3g 
・ 中華スタイル即席カップ麺(塩味):5.8g 
 
ナトリウムは人体に必要なミネラルの一種で、おもに食塩の形で摂取されています。
ナトリウムを過剰摂取すると液量が増大し、血圧が上がってむくみを生じることが
あります。
■主食の食べ重ね
人によってはカップ麺のみで食事をすませる人がいるようですが、
コンビニでおにぎりと一緒に買って食べ重ねている人もいるようです。
コンビニでおにぎりの人気の具は鮭やツナマヨ、昆布などですね。
それぞれのカロリーと含まれる糖質の含有量を紹介しましょう。
 
*コンビニで販売されているおにぎり1個あたりのカロリー
・ 鮭:177kcal 
・ ツナマヨネーズ:252kcal 
・ 昆布:176kcal 
 
コンビニで販売されているおにぎり1個に含まれている糖質
・ 鮭:35.5g 
・ ツナマヨネーズ:34.7g 
・ 昆布:37.8g 
 
カップ麺の糖質とあわせたら、かなりのカロリーや糖質を摂取することになって
しまうため、一緒に食べるのは避けたほうがいいでしょう。
 
■食べ合わせる食材
先述したようにカップ麺のようなインスタント食品と一緒におにぎりを加えて食べても、
栄養素は満たされません。
卵を一緒に摂取するとタンパク質とビタミンが摂取できます。
 
またカップ麺はビタミンB1やB2、カルシウムを添加しているものもありますが、
1食分の半分には足りていない。また主要栄養素はもちろん、食塩以外の栄養素が
不足しているようです。
カップ麺を食べるときにおすすめの食材のひとつが、低脂肪で高タンパク、ビタミンB群、
ミネラルを含む豆類です。
 
ほかにカップ麺を食べるときにおすすめの食材は、低カロリーでタンパク質を含む
鮭鶏むね肉や、鶏ささみです。
■スープを残す
カップ麺で太るのを避けたいならスープを残すことです。
とくにカップ麺のような麺類のスープをすべて飲み干している人は注意が必要です。
成人の1日あたりの食塩の摂取量の平均値は男性が12.4gで女性は10.7gです。
先述したように100gあたりのカップ麺には、5.8g、6.3g、6.8gと、
かなりの塩分が含まれています。
ラーメン1杯で約1日分ちかくの塩分を摂取してしまう可能性があります。
カップ麺は食べてもいいが、スープは半分以上残すのがおすすめです。
この習慣を身につけると、約1/2~1/3の減塩につながります。
 
■夜は食べないようにする
時間の関係で夜遅くに食事を食べる人がいるようです。
とくに働いている20~60代の人達が不規則になりがちです。
夜遅くに食事を食べると、食事から摂取するエネルギーが消費されにくいため、
余分なエネルギーが体脂肪として身体に蓄積されやすくなります。
近年の遺伝子レベルの研究では、夜遅くに食事をすると太りやすくなると
実証されています。
加えて翌朝に食欲がなくなり、朝食が食べられず、生活リズムが乱れやすくなります。
また朝・昼を簡単にすませて、夕食のみ充実した食事は、栄養素不足や夜のエネルギー過剰を
まねきかねません。
カップ麺はもちろん、ほかの食事も夜は控えるべきでしょう。
 
カップ麺は太るというイメージを持ちがちですが、食べる量や一緒に食べるもの、
食べる時間帯で太ってしまうこともあるようです。
ストックしておくとすぐに食べられて便利なカップ麺ですが、食べ過ぎると当然だが
太ることもあるため注意が必要です。
 
以上、カップ麺は味噌味が好きな営業マンの日記でした(;^_^A