あまり気の進まない役目が回ってくるのを「お鉢が回ってきた」といいますね。
なぜお鉢なのでしょうか?
「日本語俗語事典」のHPに解説が記載されていました。
「お鉢が回る」とは順番がまわって来るという意味の慣用句。
面倒なこと、厄介な役回りといったイヤなことがまわって来るといった意味で
使われることが多いです。
お鉢というのは飯櫃(めしびつ:炊きあがった米を入れる器)のことです。
多人数で食事をとる際、なかなか飯櫃がまわってこないことから、
もともとは「やっとまわって来た」というニュアンスでした、
つまり嬉しいことがまわってきたというニュアンスでお鉢が回ると言っていました。
いつ頃から、どういった経緯で、現在のように悪い意味合いでも使われるように
なったかは不明です。
飯櫃を使わなくなったからかも知れませんね。
以上、お鉢が回ってきても、ピンチはチャンスだと思う営業マンの日記でした(;^_^A