プッチンプリンは、容器の底にある「プッチン棒」と呼ばれる]ツマミを折ることで

プリンが皿の上に滑り落ちる仕組みが最大の特徴であり、その楽しさが魅力となって

いますね!

 

しかし、プッチンプリンが店頭から消えてしまっているそうです。

「gooニュース」のHPに解説が記載されていました。

 

 

システム障害によるプッチンプリンの出荷停止が、企業の業績に大きな影響を与えました。 

プッチンプリンが商品棚から消えてから1カ月近くが経ちました。

 

こうした事態の要因は先月、基幹システムを更新した直後に発生したシステム障害です。

システム上の在庫数と現実の在庫数が一致しなくなったのです。

 

大量に発送したりとか、いろんなものを作ったり、配送先もいろいろありますから。

今は完全にコンピューターに頼っていますが、それが動かないと、それに代わって

人がやろうという話になると、さらに失敗をしていくという可能性が高いので、

システムの復旧を待つという状況になってしまいます。 

 

経営への打撃は深刻です。江崎グリコは先週、システム障害の影響によって

今年1年の売上高が当初予想の3510億円から150億円減少し、3360億円になるという

見通しを示しました。

最終的な儲けを示す純利益は、これまでの予想より40億円少ない110億円になる見込みで、

増益予想から一転、減益です。    

 

プッチンプリンが消えて、一カ月。

システムの復旧作業は思うように進まず、出荷の再開時期は決まっていません。

 

こうした問題は、多くの企業がシステムの更新時期を迎える来年以降に多発する

可能性が指摘されていて、「2025年の崖」とも呼ばれています。

 

既存の基幹システムやソフトウェアなどが時代遅れの「レガシーシステム」になってしまう

問題が挙げられます。 

人材の枯渇も意識していかなければなりません。

従来のレガシーシステムはCOBOLという古いプログラミング言語で書かれていることが多く、

COBOLが分かるエンジニアの多くは2025年までに定年を迎えるため、第一線でシステムを

守ってきた人材が大きく不足する懸念がされています。

 

しかし、今回のプッチンプリンが消えた理由は、2025年の崖のせいではなく、

明らかにシステム更改の失敗という人的ミスではないでしょうか?

銀行のATMからキャッシュカードが取り出せなかったり、全銀ネットのシステム更改ミスで

他行への振込ができなくなったりと、システム障害が頻繁に起きています。

 

情報システムに携わる仕事に対して、もっと真剣に取り組む必要がありますね!

 

以上、同業なので、他人事とは思えない営業マンの日記でした(;^_^A