和食だと「ごはん」で、洋食だと「ライス」と呼びますね。

 

実は他にも違いがあるのをご存知でしょうか?

「オリーブオイルをひとまわし」のHPに解説が記載されていました。

 

 

ごはん(ご飯)は、飯に「ご」をつけた飯の丁寧語。

白米を炊いたものを指す他、朝ごはん、昼ごはん、晩ごはんなど、「食事」という

意味でも使われます。

また白米をさまざまな具材と一緒に炊いた炊き込みごはんや、煮ておいた具を炊いた

ごはんに混ぜる混ぜごはんなど、〇〇ごはんと呼ばれるバリエーション豊かな

アレンジ料理があります。

 

ライスは英語で「rice」と表記し、炊く前の米、稲、炊いたごはん、など日本語のごはんに

比べてより広い意味を持ちます。

ごはんと同様に、カレーライスやハヤシライス、オムライスなど、洋風のさまざまな

料理名に使われています。

日本では、和食屋や定食屋で和食と一緒に提供されるものを「ごはん」。

洋食屋をはじめカレー屋、エスニック料理屋などで和食以外の料理と一緒に

提供されるものを「ライス」と呼んでいます。

しかし、その違いは、呼び名だけではありません。

 

■炊き方の違い

大きな違いはその炊き方で。

ごはんの炊き方は、よく知る通り、研いだ米を炊飯器にセットして水を入れて

スイッチを押す、または鍋に入れて火にかける、というものです。

水がなくなった頃が炊き上がり、という流れです。

炊く前に吸水時間をもうける場合も多いです。

こうして炊くと、水分を十分含んでみずみずしく粘り気の強い、私たちが好きな

あのごはんに炊き上がります。


一方のライスは、米と水を火にかけるまでは一緒だが途中で残った水を捨てて蒸す、

または水を捨てた後改めて水を入れて再び火を入れる、という方法で炊かれます。

こうすることで洋食に合いやすい、粘り気の少ないパラっとしたライスに

炊き上がるのです。

もちろんすべての洋食屋でこの方法を採用しているということではなく、

ごはんと同じように炊いている店もあります。

 

■盛り方の違い

これは見覚えがあるでしょう。

ごはんは茶碗に盛って提供されますが、ライスと名がついたものはだいたいが

皿に盛って提供されます。

前者は箸で食べ、後者はフォークなどで食べます。

 

 

同じようで違うごはんとライス。

家で洋食屋風のライスにしたい場合は、炊飯器のかためモードを使うと手軽です。

和食なのか洋食なのか、メニューによって炊き方や盛り方を変えてみることも、

家ごはんを楽しむコツかもしれませんね。

 

以上、 ナイフとフォークを使ってライスを食べるマナーができない

営業マンの日記でした(;^_^A