今日も東京と大阪では呼び方が異なるものについてです。

「gooニュース」のHPに解説が記載されていました。 

 

 

■ あてるvsかける
パーマを髪に施すとき、関西では「パーマをあてる」、関東では「パーマをかける」と

言う人が多い傾向にあります。

「あてる」の由来は、元々パーマにするときに整髪専用のアイロンを髪に当てウェーブを

作っていたためとされます。

その後、液体の薬剤が登場し「かける」ようになったことから変化したのかもしれません。

もしくは衣類などにアイロンを「かける」の表現から来ているとも考えられます。

 

■ ハイカラうどんvsたぬきうどん
揚げ玉入りのうどんのことを関東では「たぬきうどん」、関西では「ハイカラうどん」と

呼びます。

なぜ「たぬき」なのかというと、揚げ玉が天ぷらのふりをしているからだと言われています。

関西では揚げ玉のことを「天かす」と呼び、関東と同じような意味合いで「ハイカラ」と

いう言葉が使われることがあります。

ただあまり関西のうどんのお店で「ハイカラうどん」を見かける機会は少ない気もしており、

その理由は無料で天かすをトッピングできるからではないかと考えられます。

ちなみに関西で言う「たぬきそば」は関東では「きつねそば」と言い非常にややこしい。

■ チューハイvsサワー
焼酎やウォッカなどの蒸留酒にレモンなどの果汁を加え、炭酸水で割った飲み物を

関西では「チューハイ」、関東では「サワー」と呼ぶ傾向があります。

「チューハイ」は「焼酎ハイボール」の略語とされます。

このハイボールはウィスキーの炭酸水割りを指しますが、戦後の日本でウィスキーは

高価なものであり、代わりに焼酎が使われるようになり全国に広がっていった

背景があります。

一方、「サワー」は英語の“sour(酸味がある)”から来ています。

1980年に博水社が焼酎の割り材として発売した果汁入りの炭酸水である

「ハイサワー」がヒットしたのが「サワー」と呼ばれるようになった理由と

考えられています。

しかし、このハイサワーの販売エリアは関東中心だったため、関西と関東で言い方の

違いが生じたと考えられます。

スコップとショベルなどのように「これが関西では伝わらないの?!」と

ミスコミュニケーションにもなり得るものや、豚まんや肉まんのように大して

気にせず使っていた言葉も多かったと思います。

またこれ以外にも地域によって別の呼び方に発展しているものもたくさんあると

考えられます。

 

以上、大阪の食べ物は美味しいと思っている営業マンの日記でした(;^_^A