バブル真っただ中の1980年代に大流行した「りんごダイエット」。

1日2回の食事をりんごに置き換えるという手軽さから大ブームとなりました。

 

りんごは健康によい果物として知られていますが、とくに温めた「ホットりんご」は、

栄養価がより高くなるのです。

「りんごは医者いらず」といったことわざがあるように、優れた果物であるりんごを

温めたホットりんご。

その効果について、「macaroni」のHPに解説が記載されていました。

 

 

【りんごの注目すべき栄養効果】

 

■整腸作用

りんごに含まれる水溶性食物繊維の一種ペクチンには、腸内の善玉菌を増やすことによる

整腸作用があり、便秘対策におすすめです。

また、血液中のコレステロール値を下げる作用も期待されています。

 

■ダイエット効果

りんごに含まれるポリフェノールには、摂取した脂質が消化管において吸収されにくく

する作用が認められています。

また、肝臓にはたらきかけて脂肪の分解を促進する作用もあるので、ダイエット中の方に

ぴったりですよ。

 

■むくみ対策

りんごには、カリウムが豊富に含まれています。

カリウムは、ナトリウムとともに細胞液の浸透圧を調整するはたらきがあります。

ナトリウム(塩分)の排出を促すことで、むくみ対策に役立ちます。

 

■アンチエイジング効果

りんごに含まれているビタミンEには、強い抗酸化作用があります。

この作用により、体内の細胞傷つけて老化させる「活性酸素」から体を

守ってくれますよ。

抗酸化物質を摂ることで、シミやしわなどの老化の対策につながります。

 

りんごにはさまざまな栄養素が含まれており、多くの健康によい作用が

期待できます。

しかし、そんなりんごを「焼くだけ」で、生のものよりもぐんと栄養価が

高まるんですよ。

 

  カリウム ビタミンE 食物繊維
生のりんご 120mg 0.4μg 1.9g
焼きりんご 170mg 0.7μg 2.5g

 

100gあたりで比べると、生のりんごより焼きりんごのほうが栄養価が高いことが

わかります。
むくみ対策に役立つカリウムは50mg、老化対策につながるビタミンEは0.3mg、

整腸作用のある食物繊維は0.6gも多く摂れますよ。

 

りんごは一年中手に入りやすい果物で、スーパーでも気軽に購入できます。

そのまま食べてもよいですが、温めてホットりんごにして、おいしく食べる

レパートリーを増やしてみてくださいね。

 

以上、「りんごをかじると血が出ませんか」のCMを思い出した

営業マンの日記でした(;^_^A