「エンガワ」(縁側)は刺身や寿司のネタの一つで、白身でさっぱりとしていて、

コリコリとした食感が特徴です。

 

 

ところで、エンガワとは何の魚なのでしょうか?

「macaroni」のHPに解説が記載されていました。

 

 

エンガワは魚の部位の総称であり、魚の名前ではありません。

一般的には、ヒラメやカレイの背びれや尾びれの付け根部分を指します。

ヒレを動かすため筋肉が発達し、コリコリとした食感が感じられるのです。


では、なぜ「エンガワ」と呼ばれているのでしょうか?

その由来は日本家屋の「縁側」からきています。

部位の形が縁側に似ていることから、「エンガワ」と呼ばれるようになりました。

 

エンガワは刺身や寿司のネタとして食べられることが多いです。

お寿司屋さんで頼む定番メニューという方も、多いのではないでしょうか。


スーパーの鮮魚売り場で購入する場合は、刺身としてはもちろん、マリネや和え物に

挑戦してみるのもおすすめです。

脂っぽさを感じる方は、さっと熱湯をかけるとさっぱりと食べることができますよ。

お酒のお供にもぴったりなので、お好みの食べ方を見つけてみてくださいね。

 

ヒラメは捕食のために泳ぎ回り、筋肉が引き締まっていることから、

コリコリとした食感が強いです。

脂は比較的さっぱりとしていて、品のある甘さを感じられます。

ヒラメ1匹から取れるエンガワの量は、寿司にすると約4貫分と、とても貴重です。

高級な寿司屋で提供されている高価なエンガワは、ヒラメのエンガワであると

言えるでしょう。

カレイは脂がのったふっくらとした身が特徴です。

捕食のためにあまり動き回らないため、あまり筋肉が発達していません。

カレイ1匹からは、ヒラメの5〜15倍もの量のエンガワを取ることができます。

回転寿司店などで安価で食べられるエンガワは、カレイのものが多いでしょう。

火を入れてもふっくらとやわらかく仕上がるので、煮付けや塩焼きにも適しています。

今までエンガワが何なのか、知らずに食べていた方もいるのではないでしょうか?

普段何気なく食べているものでも、詳しく知っているとよりおいしく感じられますよね。
ヒラメとカレイの味わいの違いも知っておけば、それぞれに合った調理法を

判断することができます。

 

以上、縁側で日向ぼっこをするのが好きな営業マンの日記でした(;^_^A