梨は主に、東洋系の梨(和梨、中国梨)と西洋系の梨(西洋梨)に大別されます。

同じバラ科の植物ですが、その見た目も味わいも違いがあります。

それぞれの違いは何なのでしょうか?

「DELISH KITCHEN」のHPに解説が記載されていました。

 

 

丸い形が特徴の和梨は、皮の色が淡い黄緑色の青梨と、黄褐色の赤梨に分かれます。

和梨特有のしゃりしゃりとした食感は、砂の食感に例えられることもあり、

海外では「サンドペア」と呼ばれることもあります。

日本では、3種類のなかで和梨が最も多く生産されています。

 

西洋梨は先端が細く、お尻が丸い瓢箪のような形が特徴です。

ラフランスやルレクチェなどに代表される種類です。

 

中国梨は、形は洋梨に似ていますが、食感と味は和梨に近い特徴を持っています。

中国梨の一種である鴨梨は、収穫した実を追熟させて食べます。

 

梨のみずみずしさを逃さずに保存するためには、水分の蒸発を防ぐことが大切です。

ラップに包んでからポリ袋か保存袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

へたを下に向けて保存することがポイントです。保存期間はおよそ一週間を

目安にしてください。

 

より長く保存したい場合には、冷凍保存がおすすめです。

丸ごとキッチンペーパーで包んで保存袋に入れたり、皮を剥いて食べやすく

カットしてから保存袋に入れて冷凍しましょう。

冷凍保存すると一ヶ月ほど保存できます。

 

梨の選び方ですが、丸く左右対照な形で皮に張りがあるものが美味しい梨です。

また同じ大きさでも重量感のあるものは、水分量が多くみずみずしい食感を

楽しめます。

 

日本梨は樹上で完熟させ、収穫後すぐに食べられるのに対し、西洋梨は収穫してから、

香りが増し果肉が軟らかくなるまで、追熟させる必要があります。

ざらつきがなくねっとりとしたやわらかさとバターのような滑らかさがあるので、

バターペアとも呼ばれます。

 

日本に西洋梨が導入されたのは明治の頃と言われますが、最近まであまり注目されなかったのは、

食文化の違いと、食べ頃を見極めるのが難しかったなどの理由があるのでしょう。

 

梨は、和梨や西洋梨、中国梨に分けられ、それぞれ味や形に違いがあります。

和梨はさらに赤梨と青梨に分かれます。
それぞれの種類の品種ごとの特徴や旬を参考にして、お好みの梨を見つけて味わってみては

いかがでしょうか。

 

以上、和梨も西洋梨も好きな営業マンの日記でした(;^_^A