師走は何かと忙しいものですが、今年も残りわずかとなりましたね。

 

ところで、「残る」と「余る」は似たような言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

社会人の教科書のHPに解説が記載されていました。

 

 

「残る」の意味は、「あとにとどまる」「取り去ったり使ったりしたあとに、なくならないである」

「消えないであり続ける」「死に後れる」「後世に伝わる」などいくつもあります。

大まかにいえば、何かがある時を過ぎてもとどまり続けることを指します。

「残り」は、そうしてとどまったものについて言う言葉です。
「会社に残る」「時間の残りは少ない」「傷跡が残る」「夫は事故死して、妻子が残された」

「歴史に残る壮挙だ」のように使われます。

 

「余る」の意味は、「多すぎて残りが出る」「数量などがある基準を超える」

「割り算で、割り切れずに残りが出る」などというものです。

何かがある基準を超えて存在することを指し、「余り」はそうして存在するものについて言います。

「小遣いが余る」「彼のふるまいは目に余る」「5÷2の答えは、2余り1だ」のように使われます。

 

「残る(残り)」と「余る(余り)」は、上記のように重点を置くポイントに違いがあります。

「残る(残り)」が「なくならずにまだある」ことに重点を置くのとは違い、

「余る(余り)」は「何かが基準量を超えて存在する」ことに重点を置いています。

 

例えば「料理が残る」という場合は、量はちょうどよいものの、結果として全部は食べなかったことを指します。

「料理が余る」という場合は、量が多すぎてすべて全部を食べきれなかったことを指します。

 

以上、今年も残りわずかになったが、やり残したことがないかをまだ点検中の営業マンの日記でした(;^_^A