私は生まれも育ちも東京です。

 

昔、4か月間だけ大阪に単身赴任をしたことがあります。

 

その際に、関東と関西では食文化が違うなと感じました。

それを思い出したので、ググってみたところYahooニュースのHPに解説が記載されていました。

 

 

関東ではカツオ節でとった出汁が好まれ、関西は昆布で出汁をとる傾向が強いです。

東京の味付けは濃くて大阪は薄いといわれるのも、こうした出汁の違いが大きいとされています。

出汁の好みがなぜ東西で違うのかというと、まずは流通の関係だそうです。

江戸時代の海産物は大坂にいったん集まるので、現地で昆布を入手しやすかったのです。

 

だが関東ではすぐに昆布が到着しないので、入手しやすいカツオ節が好まれたそうです。

もうひとつの理由は水の性質です。

関東の水は大部分が硬水です。

つまりはミネラル分を多く含む水です。

関東地方は火山灰土が積み重なったローム層という地層であるため、地下水にミネラルが溶け込みやすいそうです。

 一方、関西の地層は軟らかい粘土質なので、水は軟水です。

こうした水質の違いは農業などに大きく影響したが、出汁の好みまで左右することになったそうです。

 

うなぎの蒲焼きが、関東と関西で違うのは知っていましたか?

関東では背開きにして、素焼きにしてから蒸すのが一般的です。

ごはんにのせてたれをかけると、すっかりやわらかい食感になります。

なぜ腹でなく背を開くかというと、江戸は侍文化で、腹を開くのは「切腹」を暗示しているようで

縁起が悪かったからだといわれています。

一方関西では腹開きにして直接焼くので、歯ごたえが残ります。

「関西人は腹を割って話すから」腹開きだという説もありますが、本当のところは不明だそうです。

 

インスタント麺「どん兵衛」の味が実は東西で違うのも、知っている人も多いのではないでしょうか?

 

以上、生まれも育ちも東京なのに、阪神ファンの営業マンの日記でした(;^_^A