横浜名物のひとつである「崎陽軒のシウマイ」は、シューマイやシュウマイではなく、

「シウマイ」と標記されています。

なぜ小さな「ュ」を省略するのでしょうか?

栃木出身だった崎陽軒の初代社長は、独特のなまりでシュウマイのことを「シーマイ」と呼んでいたそうです。

それを聞いた、中国人の料理人に「中国語の発音に似ている」とほめられたことから、

それを表記して「シウマイ」が正式な商品名になったそうです。

シウマイには、「ウマイ」の文字があって縁起がいいという説もあるそうです。

 

なぜシュウマイにはグリーンピースが乗っているのでしょうか?

味や見た目のため?それとも、何か理由があってのことなのでしょうか?

 

残念ながら日本のシウマイの歴史に関しては記録がないので、正確な理由はわからないそうです。

ただ、一般的に昔からよく言われているのは「イチゴショートケーキのようにシウマイの上に何か載せて欲しいと

リクエストがあった」、「給食を作る際に、数を把握しやすいように目印代わりに乗せた」、

「冷凍食品メーカーが見栄えや栄養バランスを考慮して」などの説があるそうです。

 

横浜にある崎陽軒本店には結婚式場があり、その式場のオプションサービスとして「ジャンボシウマイカット」を行っています。

ジャンボサイズのシウマイを新郎新婦でカットすると、中から小さなシウマイがコロコロと出てきます。

たくさんの子宝に恵まれますようにという願いを込めているそうです。

 

陽軒は横浜の地で、真にローカルなブランドを目指し事業を行っています。

見習う点が多いと思った営業マンの日記でした!