前回の投稿の続き、昨日(4/13)土曜日、九州六大学の開幕戦について。

 

正月の今年勝手に期待の選手~大学生編で九州の大学生野手では1番目にあげさせてもらった選手が4番打者として当方の勝手な期待をはるかに上回るパフォーマンス😵‍💫。

 

 

当方に限らず、この選手を見たことある方なら誰しもがいい選手であるという印象は間違いなく持たれると思うので改めて当方が取り上げることでもない。

 

本当に走攻守にワンランク上をいく素晴らしい素材。初夏を感じさせる暑さの中で3試合目の観戦、完全にダレ気味の心と身体をリフレッシュしてもらった🤣🤣🤣。

 

これまでも"これはすごい"と思った九州の大学生野手は何人もいるが、"その筋"の方々からはなかなか高評価が得られない現状。「この選手こそは」とこれからも期待し続けたい、、、というような強い思いを感じた試合のことを。

 

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本日日曜日は本拠地・芥屋で先週に続き糸島Eの春季リーグ戦。

 

 

本日もA,B両チームともに試合が組まれた。先週の開幕戦は両チームともに白星発進することができたがとにかく試合内容を充実させてもらいたい。と言うかその前段の準備含めて🤨。

 

今日の試合のことはまた後日ということにして昨日の大学野球のことから。

 

筑豊緑地球場、観戦場所を3塁側から1塁側へ移し、直射日光を回避。

 

 

第3試合は16時開始、さすがにこの時間になるとやや陽も傾き、正午前後の暑さは和らいだがそれでも"涼しい"という感覚がピッタリくる気候😆。これから夏に向けての観戦が思いやられる🥵(←じゃぁ行かなきゃいいじゃんって話です✋)。

 

第3試合は北九州市大と久留米大というカード。

 

北九大は昨年秋は3位に終わったが春は西南とのデッドヒート、同率で迎えた1ゲームプレーオフに敗れて惜しくも優勝は逃したがとてもいい試合を見せてもらった👍。

 

 

なんかとても"まとまり"を感じるチーム、2021年秋以来の優勝を目指してのこの開幕戦。

 

対する久留米大は昨年は春秋ともに4位。

 

 

昨秋は福岡大にこそ連敗したものの、その他の4大学からはすべて1つずつ勝ち星をあげている。敗れた試合も僅差の試合が多く地力はあるチーム。何とか勢いに乗るためにも開幕戦は勝利をもぎ取りたいところだろう👊。

 

…ということではあるが結果から先にいくと序盤から中盤にかけてチャンスを確実にものにした北九大が勝利。

 

 

しっかりと投打がかみ合っての完勝。昨日見た3試合に登場した大学の中では最も「強いなぁ」と思わされる試合運びだった。

 

そんな試合で印象に残った選手、今後のリベンジを期待して久留米大の選手から🙏。

 

■ベストナイン

 

昨秋は4位に終わった久留米大だがリーグ最多、4人もの選手がベストナインに選出されている。

 

昨日の試合は既に卒業した前主将・仲村隼選手以外の3選手がスタメンに名を連ねていた。

 

⚾法村青和選手(4年・光陵)

 

この春の主将、「4番・サード」での出場。昨秋の打率はリーグ4位、スイングはコンパクトながら力強さを感じる。長打というより広角に強いライナー、ゴロが打てる巧打者タイプだろうか😌。

 

しかし"法村(のりむら)"という性、全国的にも決して多くはない。ネットで調べたところ福岡では約80人しかいない苗字のようだが九六でいくと九州大の主将・法村優雅選手とこちらの法村選手、2人も同姓の主将がいるというのはなんか勝手に感心(←野球の話ではなくなってます😒)。

 

昨秋はファーストでベストナインだったが今年は是非にサードで。バットでチームをけん引することができる選手、次戦以降の打棒に期待🙂。

 

⚾磯田龍之介選手(3年・小倉南)

 

いかにも俊足巧打という雰囲気が打席で漂う外野手。昨日は「3番・センター」、決して当てにいくようなスイングではなく思い切りの良さを感じられるのがいい🌀。

 

昨秋はチームトップの.359、昨日の試合では2つの四球を選んだがフルスイングの中にもしっかりとボールを見極める力もある巧打者💮。

 

⚾田嶋利伎選手(3年・東福岡)

 

「6番・ショート」、昨秋も並み居る好選手を抑えてショートでベストナインを獲得。昨日見た久留米大の選手の中では最も打撃センスを感じさせてもらった😌。

 

小学生時代はホークスジュニアチームに選出された高い素質を備える選手、”ヒガシ”でも1番打者として活躍したようだ✨。

 

昨日の試合はこちらも磯田選手同様に2四球、今日の試合でも2塁打を放ったようだがチャンスメーカーとして、そしてポイントゲッターとしても期待される存在なのだろう。

 

■そうか、この選手も

 

昨日購入したパンフを見ると久留米大は高校時代に見たことある選手も結構在籍しているが、昨日「1番・DH」で出場していたこの選手もその1人。

 

⚾古舘桜介選手(2年・唐津商)

 

唐津商では4番を任されることも多かった長身の外野手😲。

 

 

高校時代はとても細身の体格だったが、久留米の食べ物が合った(ラーメンかな?焼き鳥かな?)のかどうかは定かでないが逞しさを増していたのはなんとも頼もしい💪。

 

この選手が1番というのも迫力を感じる打線だが昨日の試合は残念ながらヒットなし。監督からもきっと期待されている選手、もっともっとご飯🍚も食べてチームの主砲へと成長してもらいたい。

 

高校野球の春季九州大会は来週土曜日に佐賀で開幕、唐津商は初日に熊本・文徳と対戦。

 

あーっ、見に行ってしまうのかなー😅。

 

■パワーでは負けず

 

⚾冨永翔琉選手(4年・長崎商)

 

「5番・ファースト」。試合前のシートノック、1塁側に席を移動した当方の目の前だったので否が応でも目に入ってきたがすごい存在感を感じる立派な体格😮。

 

球場に掲示されていたメンバー表では"182㎝/100kg"となっていたがかなりざっくり感あり😆。パンフでは"94㎏"になっていたのでその後また成長したのだろう👍。

 

しかしその見た目と打力に違うところなし。2回の最初の打席でいきなりパワーを見せてもらった😵‍💫。

 

 

しっかり振り抜いた打球は高く舞い上がるバックスクリーンやや左への飛球、打球はどんどん伸びてオーバーフェンス、初回に先制を許した久留米大だが一発で反撃してきた🎉。

 

 

「なんか大きいの打ちそうだなぁ」って見ていた選手がいきなりその想像を現実のものにしてくれる爽快感、これは見事👏。

 

2打席目もセンターへの大飛球、「これは連続か⁉」と身を乗り出したが最後はセンターが背中をフェンスにぶつけながら捕球。最終回にもタイムリーヒットを放ったがこの選手に甘いボールは絶対に禁物✖。

 

長崎商出身の4年生なので西南の4番・相川晃甫選手とは同級になるのだろうか、この両選手の直接対決も楽しみ🥎。

 

■圧倒的存在感❕

 

ただこの試合に関しては北九大の勝負強さが目立った。特にこの二遊間の存在感は圧倒的、攻守両面でチームの勝利に大いに貢献した。

 

⚾宮本剛弥選手(4年・防府商工)

 

まずはセカンド。がっちりした体格だが守備での動きは機敏でそつがない。

 

昨秋はリーグ戦首位打者でベストナインも獲得するなどこれまでも実績を積み上げてきた現チームの主力打者🏆。

 

初回、相手守備の乱れもあっていきなり無死1,2塁のチャンス、ここは打ってくるのだろうと見ていたが意外にも送りバント。この辺、北九大の野球はしたたか。

 

それでも3打席目には逆方向、レフトの頭上を超えていくタイムリーツーベース。

 

 

セカンドで一旦止まったがレフトがセカンドへ返球した瞬間にサードへ向かって再加速、三塁を陥れた走塁も本当に抜け目がない😓。

 

2安打2四球1犠打に盗塁、さすがです💯。

 

⚾石橋昂樹選手(4年・宗像)

 

そしてこの投稿の冒頭で登場してもらった185㎝という大型ショート。運動能力の高さを感じるアスリート型の選手だが守備でもセンターへ抜けそうなライナーを好捕、一歩目の反応が速い🚶。

 

そして打つ方では初回、宮本選手が送って作った1死2,3塁のチャンスで初球を振り抜いた⚡。

 

 

今シーズンの初打席で初球。簡単にバットが出るシーンではないと思うが、球足の速いゴロは三遊間を抜けていく先制の2点タイムリー😮。

 

 

うーん、すごい。

 

そして3打席目に真骨頂。タイムリーの宮本選手を3塁に置いてスタンド控え部員の応援のボルテージも高まる中、もう本当に打った瞬間、PayPayドームだろうがどこだろうが球場は関係ない、圧倒的飛距離でバックスクリーン左に打ち込む特大の2ランアーチ🤣🤣🤣。

 

 

打球の高さ、飛距離的にはバックスクリーンの上を行っていたように見えた。当方も思わず心がときめいたがなかなかない見事なHRだったと思う。

 

そして九六のHPによると今日の試合でもHRを放ったようだ。開幕2試合連続、もう見事😆。

 

ただこの選手の凄みを感じたのは2打席目。これまた宮本選手を2塁に置いての打席だったが結果はいい当たりだったもののセカンドゴロ。ただ明らかに右方向を意識した打撃、進塁打➡。

 

これはこの2人の選手に限ったことではないが自分の"打ちたい、打ちたい"ではなくチームのために何が最善かを考えた打撃をする選手が多いように思えた。

 

コンパクトにしっかりつなぐバッティング、こういう野球が続いているうちは北九大は強い🥎。

 

さて試合はまず開幕投手に抜擢された山下薫輝選手(2年・鹿児島玉龍)が5回1失点の好投、しっかりと試合を作った。

 

 

三振も5つ奪ったが久留米大打線に連打を許さない好投。目測140㎞台中盤は出てそうな速球を中心とした組み立て、マウンドでの躍動感も感じる🤗。

 

北九大は打線の得点力はありそうなので投手陣の踏ん張りが躍進の1つのカギになりそうだが、その一役を担う選手になってきそう。

 

初回、石橋選手の2点タイムリーで先制して尚も1,2塁のチャンス。ここで「7番・センター」の河野弘希選手(4年・日向学院)がおっつけるように一二塁間を抜いていくタイムリーヒット。

 

 

 

そうそう、北九大はこういう打撃🙇。

 

170㎝ない小柄な選手だが試合前のシートノックでは強肩も光っていた。しっかり叩くような返球、大事なことです😌。

 

これで初回に3点先制、試合の主導権を北九大がつかんだ。

 

そして5回には「9番・サード」で出場の牧亮汰選手(2年・熊本工)にもレフト線へのタイムリーヒットが飛び出した。

 

 

 

この選手も俊足巧打、これからが楽しみな2年生。やはり熊本県人の当方的には"熊工"出身の選手は一目置いておきたい。福岡大には昨年のエース・沼選手が入部したようだが福岡の大学にも熊本工OBがもっと増えてくれたらと思う。

 

というのが昨日、開幕戦のことについてだが連盟のHPで今日の結果を見てビックリした😲。

 

 

なんかノーガードの打ち合い。1イニングに7点も入るとあっさりそれで決まるのが普通だと思うが久留米大はよく追いついた。

 

8回の3点は内村水軌選手(2年・沖縄水産)の3ランHRのようである。

 

 

昨日は代打からの途中出場だったが今日はどうだったのだろうか。やはり久留米大の打線も力はある。

 

開幕カードは福岡大と北九大が連勝スタートとなったが実力拮抗、まだ何が起こるかわからないのが九六の魅力、面白いところ😁。

 

福六も九州地区連盟(北部1部・2部、熊本、鹿児島…)も見に行かねばという変な使命感に駆られているが、この春はどれだけ試合見ることができるか🤔。

 

 

やはりこの選手の今後のパフォーマンスは相当気になるが、他にも見てみたい選手はたくさんいる。

 

悩める春は夏まで続くのである👻。

 

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