リレー落語 十二回 リバー篇☆

今更の落語会の感想。

不定期で開催されている、ケロくんと夢丸師匠の会。

毎回お題が決まっていて、それに合わせた噺で縛っている会。

しかも、1席はネタおろし

桂しゅう治さん【権助魚】

三笑亭夢丸師匠【野ざらし】

雷門小助六師匠【かっぱ芝居】

お仲入り

雷門小助六師匠【花見小僧】おせつ徳三郎(上)

三笑亭夢丸師匠【刀屋】おせつ徳三郎(下)

今回は『リバー篇』

お仲入りには、川にまつわる歌謡曲(←かなり古い。ほとんど知らなかったww)まで流れていて。徹底ぶりがすごい

実は、しゅう治さんも川にまつわるネタを持っていなかったらしくて。しゅう治さんもネタおろし！

夢丸師匠がお稽古をされたんですって。

【権助魚】は聞いたことのあるネタでしたが、楽しかったーーー！ネタおろしじゃないみたいに上手かった

夢丸師匠の【野ざらし】は、最後までの長いバージョン。

遊雀師匠で途中までのバージョンは、聞いたことがありましたが。全部やるとこんな感じなんだ！って驚き

ケロくんと前座仲間で、本当に気心が知れた夢丸師匠なので。マクラで前座時代とかの話が出るとニヤニヤしてしまう。。

ケロくんの1席目は、【かっぱ芝居】。

これ、どんな噺だったかうろ覚え。

ググってみたのだけど、出てこなかった

主人公がかっぱと、歌舞伎の真似事をする噺だったと思うけど。相変わらず記憶力が低すぎて……。。

面白かったって事は、覚えているのだけどまたいつか聞きたいわ。

お仲入りの後は、【おせつ徳三郎】をリレーで。

この会の何回目かで、今回と逆の噺をされたようです。

ニンでいうと、【花見小僧】が夢丸師匠、【刀屋】がケロくんだと思うって夢丸師匠が言っていたけど。

今回の噺も、それぞれ似合っていて良かった。

ケロくんの【花見小僧】は、テンポが良くて定吉くんが可愛い。

寄席でも割りとかかっている噺のようで、聞けて良かった！

夢丸師匠の【刀屋】は、重厚感があっていつもにはない雰囲気。

夢丸師匠のこれまで聞いた高座は、パワー全開でぐいぐい引き込まれる感じが多かったのだけど(←そんなに回数聞いたわけではないので、私のイメージ。)こういう雰囲気も魅力的だな。と思いました。。

前の月に、蜃気楼龍玉師匠の【鰍沢】を聞いたばっかりだったので。サゲが一緒か～い！と思ったけど(笑)

主人公の2人が死ななくて良かったわ。

終演後は、お2人がロビーに出てご挨拶をされていて。わちゃわちゃしてて可愛かったなぁ。。

未だにコミュ障なんで、ほとんど挨拶もせずに帰ってしまったのだけど。

今回も楽しい会をありがとうございました

個人的には、桜の時期がずれて

谷中霊園の桜

『2024の桜。』

まで見れて、嬉しいお出掛けでした。

また次回も、行けるといいなぁ。