ミュージカル『ひめゆり』
長いような短いような、怒涛の充実の日々が終わりました。13年の時を経て、学徒しず役から主演のキミとして帰ってきた高垣彩陽さん。前回の「ひめゆり」共演時からカンパニーみんなのマドンナだった沼尾みゆきさん。「レ・ミゼラブル」「Twelve」以来の共演が叶った今拓哉さん。
信頼の皆さんとご一緒できて大変光栄でした。
それぞれの個性でしっかり役割を果たすことができるのが印象的だった月組の皆さん🌙

キミ役の高垣彩陽さんとふみ役の田宮華苗さんとは、13年前に新人としての初舞台で同期共演されていたそうで、その二人が堂々と主演を演じるまでになったというエピソードからも、この作品が長く出演者に愛されているの感じました。
星組の皆さん。二年連続出演の方も多かったそうですが、新しいキャストさんと切磋琢磨して作られた雰囲気が清々しく、澄んだ一体感が魅力的でした⭐️
「ソレイル〜太陽の王様〜」から一緒に稽古になだれ込んだ3人。役割的にも行動軸が別々だったので、ふみ役の清水彩花さんとは陸軍病院でひとこと話すか程度、級長はる役の藤倉梓さんとは全く絡みがなかったですね(笑)
3ヶ月の共同生活おつかれさまでした!☀️
強いメッセージ性を持つ檜山という通し役がありながら、敵国のアメリカ兵を演じたり、ふみとるりが迷子になってしまうシーンでは亡き骸も演じたりもしていました。群像劇って本当に素敵。
お芝居って、人に尽きるなぁ。
与えられる人ってなんて素敵なんだろうって気づかせてくれた高垣彩陽さん。謙虚で一生懸命な姿勢とその実力でたくさんのお客様を魅了する姿からたくさんのことを学びました。また是非とも「ひめゆり」ご出演下さい!

よりミュージカル「ひめゆり」のメッセージの素晴らしさに気づいた今回でした。まだ私にできることがあるならば、この作品に身を捧げる準備を続けていきたいと思います。

共演の皆さん、スタッフ・関係者の皆さん、ご観劇の皆さん、2018年夏、本当にありがとうございました!