cbad1a22.JPG海外への旅行は05年の冬のニューヨーク以来。今回は「レ・ミゼラブル」の世界観をリアルに感じておきたいと、単身パリへ乗り込みました。必要最低限の英・仏会話は、文系院生の弟から教わり、そのメモ(10項目程度)をブツブツ復唱しながら空港へ降りたちました。まず最初のアクシデントは地下鉄で切符を買おうとした時でした。券売機がフランス語のタッチパネル式でパニックです。。。駅員さんをつかまえて、英語とフランス語のチャンポンでなんとか代わりに買ってもらうことに成功し、ホッと胸をなで下ろしたという一幕もありました。38a06ace.JPG
サン・ミシェル近くにあるホテルに着いてからは、暗くなるまでの時間を惜しんで外へと繰り出しました。今回の旅の一番の目的は、「レ・ミゼラブル」にゆかりのある地をできるだけ廻ること。まずはマリウス、アンジョルラスら学生達が熱い議論を交わしていたというキャフェ・ミュザン跡地を探しに行きました。フランスの偉人たちを祀る墓所、気高い建造物パンテオンの脇を通り、オシャレでいながらパリ日常に溶け込んでいるカフェを眺めつつ、カルチェ・ラタン(ラテン語を話す教養ある学生が集まる地区)まで来ました。
残念ながらキャフェ・ミュザン跡地は、銀行ATMとなっていて寂しい限りでしたが、その一番近くにある名門ソルボンヌ大学(写真参照)は、何とも由緒の正しさを感じさせる風情がありました。
つづく・・・