993823c7.JPG今日は小学校の頃からの親友が舞台を観にきてくれました。「地元にいい感じのカフェができたみたいだから行ってみようよ」と連絡をもらってから半年、やっと二人揃って行くことができました。夜はジャズライブもやっているという粋なお店の隅にはミニギターが置いてありました。ギターをかじったことのある人なら誰しもまずそこへ手を伸ばすものです(笑)そして今日舞台に立てているのは、一緒にコーヒーを飲んでいる彼のお陰だなぁと思ったのでした。中学生の頃、「バンドをやろうよ!」ギターを手に声をかけてくれたのは彼でした。ギターに、歌に、音楽に関心を持つ一番初めのきっかけをくれた人です。今まで節目節目にお世話になった人、きっかけをくれた人、答えをくれた人とたくさんいますが、彼とギターをかき鳴らした時間は本当に原点です。「いつまでギター弾いてた?」と僕が聞き、「高校まで」と答える彼。いつの間にかライブの打ち合わせで、スティービー・ワンダーのバラードが歌われている店のまったりとした時間をしばらく愉しみ、店を出ました。「原点」のお礼を言おうと思いつつ、言い忘れたというか照れくさいというか結局言い忘れたので、次に会った時には言わないといけないというより、言えたらいいなぁと思いました(笑)