正円寺に正円寺古墳 その2正円寺古墳 | 赤城南麓陶遊ロードB

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 前橋市堀之下町155の施無畏山 延命院 正圓寺の堂裏(北)の標高約100m、寺沢川の左岸にに築造されている全長約70mの前方後円墳で「堀之下二子塚古墳」とか「正円寺塚古墳」「桂萱村66号墳」とも呼ばれる、正円寺古墳後円部径46.5m・前方部幅約48m、2段築成で葺石は上段のみ葺かれ、墳丘に埴輪の配列がなされていた。

 

 墳丘の周囲には幅14~16mの盾形をした周濠がめぐ、その外側には堤がある。

後円部中央にある埋葬施設は後円部南側に開口した両袖型横穴式石室で全長9.7m、羨道の長さ5.8m、玄室の長さ3.9m・幅1.8m・高さ1.7mの単室構造です。

 

県内でも古い段階の特色をもつ石室のようだ。くびれ部付近でも竪穴式石槨が見つかっている。6世紀初頭の築造。
『上毛古墳綜覧』掲載名:桂萱村66号古墳

 

昭和32年に発掘調査が行われていて、調査後は埋め戻されている。
幕末近い時代に盗掘を受けていて、残っていたものは、大刀、鉄鏃、長頸鏃などが出土しています。
くびれ部からも埋葬施設が見つかっていて、竪穴式石槨に箱型石棺が置かれ、石槨は全長1.7m、幅0.25m~0.45m、高さ0.44mである。
古墳時代後期・6世紀前半頃の築造と推定されている。

北からの古墳方向

北東からの墳丘

北東からの後円部墳丘

東南東からの墳丘

南西からの墳丘は前方部になります。

本堂西方の墓地北端からの墳丘

北西からの墳丘

南西から

前方部南側をくびれ方向に入った場所

墳丘に石仏が並びます。此方側は堀を埋め立てられています。

墳丘の北後円部南東方向の掘り

墳丘に沿った西南西方向の掘り

前方部墳丘上から後円部方向

前方部墳丘上から南南東側

前方部前部分

墳丘上後円部から前方部方向

後円部南東部分

後円部南東側

くびれ部分の凹み