今回の安倍元首相の事件で
警護関係の方たちの責任問題を問う声をかなりの数目にする。
SPは何してた
身代わりになるのが仕事だろ
とかなんとか。
分からんでも無いけど
それは、防ぎようの無い事だったと思う。
この日本で銃をぶっ放すイカレ野郎が居るとは
訓練受けてても、思ってもみなかった事だと思う。
予期せぬ出来事に、身体が一瞬でも固まるというのは、殆どの人は経験したであろう。
目の前で起こった事故や
津波、震災、火事、喧嘩、些細な事からどうしようも無い、何かしらの出来事の前には
身体が次の動作をするまでの間固まる。
これは、ごく自然な事だと思う。
次の動作に移るまでの間に、僅差で起きてしまった2発目だったと思う。
警護の方達も、人の子であり、人の親。
その人達や、尚且周りの一般人や、後援団員など含め無事で、悲しいかな被害者が一人だけだった事がせめてもの救いなのでは無いかと私は思う。
責めるべき人は、あの場ではただ一人
犯人以外誰もいない。
現実問題、今後同じ事が起こらないように
改善点を模索していく事やそれらについて意見を出し合っていく事が正しい在り方じゃないかと。
警護関係の方達を責める事は、現実逃避だし
おかしな話だとワタシ的にそう思う。
もし、私があの場に居たSPの親だとして
子供が生命と引き換えに救った人が元首相で
TVやSNSで英雄だと言われたとして
果たして私は、自分の子供を誇りに思うのか。
出来るなら、そんな事件があっても誰も被害者を出さずに守り抜けた子供の未来を願ったと思う。
だから、皆が目を向けるのは
改善策なんじゃないかと思ったんだよ。