本日は、英BBCと米HBO合作のTVドラマ「ROME」について。
ドラマといえども制作費は200億円とのことで、確かにめちゃめちゃなスケールで作られてます。衣装とかセットとか本当に素晴らしい!まさにタイムトリップ。それだけでも観る価値あるんじゃないかと思いましたね。
しかし、全22話(各回50分程度)なので、かなり時間を要しました・・・。24とかプリズンブレイクなどは観てなかったんですが、友人が徹夜して奮闘していた気持ちが今になって分かりました(笑)
内容ですが、ローマ共和制末期、ご存知ジュリアス・シーザーからその後のアントニウス、オクタヴィアヌスと権力が移り変わっていく時代が背景。「ブルートゥスお前もか」なんていう、誰でも一度は聞いたことのある時代ですね。元々塩野七生さんのローマ人の物語を読んでたこともあり、個人的に大好物の設定です。
ただし、主役はシーザーでなく、彼に仕える兵士、ヴォレヌスとプッロという個性的な2人。どろどろな時代を生きる、2人の戦士としての生き様と深い友情が素晴らしい。
いくつか印象に残った点について。
1)まずは、驚きの時代背景。階級制度(奴隷の売買)、組合や町民の間での盗み・殺しなどなんでもあり。映画のいたるところで、殺し、セックスなどどろどろでした(苦笑)
2)やはり戦闘場面。めちゃめちゃ大きなスケールという感じではありませんでしたが、剣の使い方はとてもリアル。血に弱い人は見られないでしょう。首筋にゆっくりと差し込んだり、心臓への剣の入れ方、などなど妙にリアルな感じでぞっとします。また個人的に一番よかったシーンは、プッロが国を裏切ったことでグラディエーターのようにどんどん敵と戦わされるところ。タイマンでの強敵との戦いは男としてアドレナリンがどっぷりです。そして、そのときは対立していたヴォレヌスがプッロのピンチを救うシーン。涙ものでした。
3)人間の内面の描き方の秀逸さ。特に常に虚勢を張り威厳こそ命のアントニウスの最期の場面での、人間らしさ、優しい少年であったオクタヴィアヌスの冷酷なタイラントへの変貌、終始気持ちいいくらい政治的・強欲なアティア。そして、重要なのは紆余曲折あれど変わることのないヴォレヌスとプッロの厚い友情。
さて、最近得意でもない分野のこと書きすぎてるなと実感してますので、またそろそろファッションなんかに戻したいなと思ってます。まあそんな願望はあるものの、実際はセールも終わってネタがきびしいので、コンパネタででもつなぐかもしれませんが・・・(苦笑)。
(終)
