一緒に暮らそっ10 | 櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉小説~嵐と一緒に日向ぼっこ~

櫻葉・大宮中心の妄想BL嵐小説を書いています。
かなり偏った内容になっております。
ご理解のあるかたのみご覧ください。

たまに日常のこともつらつら載せてます。


※無断での話・内容転写利用禁止
※アメともピグともは受け付けていません

もう、わざとじゃねぇ!?



なんだか

シャワー浴びたのが

翔ちゃんに変な火をつけたみたいで



どう見ても

営み突入モードな気が・・・。



せめて

タオルケットでもなんでも隠れるモノがあればいいけど

この人

寝相悪いから

掛物

足元にたごまってるし・・・。



しかも

翔ちゃんの声が

耳元に届くたび

息がかかって

俺自身はそれだけで声が出そうだし



翔ちゃんが抱き着いてきた腕・・・

始めは臍の当たりで大人しく指を組んでいたのに



手が

だんだん下降していくのを感じ・・・



翔ちゃん!

ダメだってば!!!



訴えたいけど

声に出すわけにいかず



瞬時の判断で



悪いけど

俺の肘が

翔ちゃんのみぞおちの思いきりヒット、するはめになったのだった。





・・・・・・・・・・・





「俺・・・もうやだ・・・・」



テーブルに突っ伏して嘆く。



寝ぼけてたのは俺。

悪いのは俺だよ、たしかに。



だけどさ・・・

めちゃくちゃ容赦なかった・・・。



いてぇ・・・すっごくいいところに入って

一気に俺の・・・あれまで萎んだ。



くそぉ・・・。



マジやだ・・・。







雅紀がめっちゃ困り果ててて

玄関出たとこでキスもさせてくれね~し・・・。



「いいじゃん・・・」

って腰を引き寄せようとしたら



「もしかしたら撮られてるってあるかもだよ、警戒しといたほうがいいよ」



きょろきょろしながら

スタスタ前を進み



「この前までストーカー対応してた俺の勘。

スタッフさんの遊び心でドッキリ要素を追加されてるかもしれないじゃん。

部屋の中だけじゃなく

この借りマンションの敷地内はやばいって思っておいた方がいいよ」



そう言って

結局今朝雅紀に触れたのはあの寝ぼけてた時だけ・・・・





マジ、最悪っ!!!







「ご愁傷様・・・・」



松潤が読んでいた雑誌から目を上げて同情の目を向ける。



「は~~~~~。

こんなに家に帰りたくないって思ったの初めてかも・・・・」



「まだ始まったばっかじゃん?

大げさだな・・・・

大丈夫かよ?」



「・・・・・大丈夫じゃない・・・・」



あんまり悲痛な顔をする俺に松潤が

「・・・・・今後のスケジュールは?」

真面目な顔になった。

「ん? 俺の?」



「翔ちゃんと相葉くんの」



「えっと・・・今日みたいな雑誌撮影とか収録や、ロケがお互いあるから

一緒のとこの住んでても半分くらいはすれ違いかな?」



「・・・・ふ~ん・・・そうなんだ~・・・」



松潤が上目づかいで片手を顎に持っていき考え事を始めた。



「・・・・なに?」



「・・・・・・ん~・・・・

モノは考えよう、モノの見方を代えて見たら?」







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