フィリピンの当たり前。
あるとき、フィリピン人の知り合いがラインで映像を送ってきた。
汚い川に飛び込んで遊ぶ、近所の子供たちの様子。
極貧層であろう。
その映像を送ってきた知人は、自分の収入をほとんど自分のファッションや外食に充てて自由を満喫できる独身女性。
若い世代が自分の収入を自分のためにだけ使えるというのはかなり珍しい。
親を扶養したり、自分より下の姉弟姉妹を助けるために重い責任を負っている場合が多い。
この映像を送ってきた知人は「とても貧しい子たち。100ペソあげてきた。でも彼らはとても幸せそうにも見える」といっていた。
フィリピンで100ペソというといろいろな物差しがあるけれど、
コンビニ行けばローカル向け弁当が50ペソ、
最低賃金(8時間492ペソ)から、換算すると
日本国内で1000円 貧しい人に寄付するみたいな感じになる。
彼女は特別にこういうことに関心がある女の子ではない。
話題はいつもファッションやおいしいレストランのことばかり。
典型的な若い女の子。
正直、こんな会話が突然でてきて、驚いた。
でもこれが普通のフィリピン人の感覚なんだとも思う。
日本だったらどうだろうか。
心の中でかわいそうと思うことはあって、関わり合いにならないようにそっとその場を離れるのではないだろうか。
もう1つ別の写真。
マカティのスターバックスのオープンスペース。
やはり貧しい子たちが チップを求めてお客さんに即席の歌を歌う。
セキュリティがみつければ、こういう子たちを追い出そうとはするが、ローカルフィリピン人たちはたいてい、嫌な顔をしない。
いくばくかの小銭を渡してあげる。
こんな風景はマカティの中でも、生活していればしばしば目にする。
日本物差しではいい加減なところがたくさん指摘されるフィリピン。
こんな側面もあるんです。
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