フィリピンで売却代金を受け取るのはかなり大変
先日 私たちの会員の方がフィリピン不動産の売却に成功したことを報告した。
それには後日談がある。
彼は3回の分割払いを認めた。
その1回目の代金をフィリピンのHSBCで受け取るように契約書に明記したのにもかかわらず着金しない。
仲介エージェントによるとオーストラリアからの海外送金(購入者はオーストラリア系フィリピン人)が返金になってしまったとのこと。
購入者がフィリピンに来た時にフィリピン国内の銀行で支店長振出小切手(残高を支店長が確認した支払がほぼ確実な小切手)を振り出した。
それを売主のHSBCに持っていたとき、よくわからない理由で拒否された。
売主はHSBCプレミアの口座をもっていたため、担当者に連絡とり、その担当者の元に小切手を持参するように指示。
そこでも入金はいったん拒否される。
最終的に判明した原因は、売買契約書をフィリピンの公証役場で認証したものが必要とのこと。
つまり「フィリピン不動産を売った代金の一部が入金される」ということを公的に証明することを求められたということだ。
フィリピンでは買うのは簡単。出口はとても大変だという一例です。
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