海外進出する企業に必須なこと
最近複数の方から海外に進出する企業の内情を聞く機会があった。
まず中国。
中国は大企業といえども決断がはやい。
日本企業が中国に進出しても大半の権限を中国支社に与えてその場で判断ができるくらいにしておかないと相手にされない。
「これは日本の本部に お伺いしますので少し時間をください」ではお話にならない。
「稟議」というのは日本に独特のシステムなようだ。
かつて日本が高度成長に入り、欧米を追いかける立場のときはこういうシステムは有効だったかもしれない。
よく言われるが「日本人は組織として動いたらその力は大きい」と言われていた。
しかし変化と競争が激しく、たくさん作って、たくさん安く売るというシステムが日本にはすでに通用しない時代には「稟議」でみんなの一致を作るとやり方は当てはまらないようだ。
もちろん 中国支社に大きな権限を与えれば、そのコントロールが別の意味でむずかしい。
社の方針を十分理解して、一定のことは「全権委任」できるような立場の人を責任者にする必要がある。
これはとても難しい。
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