■SHOP⑳『マルナゲ・バーガー』
「作る楽しみ」を与えるという大義名分のもと、配膳はおろか調理まで客に“丸投げ”するというスーパーセルフ方式をウリにして誕生した「マルナゲ・バーガー」だが、開店当初に囁かれた大方の予想に反して堅調な業績を維持しているという。事情を知らずに入店した客は、話術に長けたスタッフに言葉巧みに丸め込まれ、「何かおかしい…」と思いながらもパティを焼かされたり、店内清掃に従事させられたりすることになる。しかし、人件費削減効果によってバーガーの代金は他店と比べて驚くほど安いため、意外なほどリピーター化する客が多いのだとか。このため、値上げからの客離れに苦しむバーガー業界では、これからの時代の活路を開く期待のビジネスモデルとして熱い視線を集めているという。