高崎車両センターの客車から TOMIXのスハフ42 2173 | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

巷ではKATOのEF55と、同時に発売された高崎の旧型客車が話題になっていますね。素晴らしい出来ということで好評なようですが、我が家では購入の予定はありません。

どうしても牽引対象も決まってしまうし、相方の客車も買えば結構なお値段になるので予算的に厳しいです。

とお金が無いので負け惜しみを言っておきます( ´∀` )

 

客車セットだけでもーという考えもありますが、スハ43系は既に手持ちが一通り編成が組める程はあるし。

スエ78は魅力的ではありますが、イベント列車にしか使えないしなあ・・・・

 

高崎の客車は、マイクロエースやTOMIXからも過去に発売されています。

当時もスルーしたんですが、スハフ42を1両だけバラで入手しています。

塗替えて使おうと思ってそのまま放置になっています。

KATO製品お持ちの方は違いを見比べられてはと思います。

(時代設定もKATOとTOMIXでは違いますが)

 

KATOとTOMIXのスハフ42の比較は以前にこのブログでやっていますが、いい機会なので今一度深堀りしてみます。

 

品番:92829 JR旧型客車(高崎車両センター)セット

から、スハフ42 2173 です。

 

車番、等級(Ⅲ)は印刷済みです。

所属標記はありませんので各自で調達ですかね。

 

スハフ42 2173の特徴は、トイレ窓がHゴム化改造されているのと、トイレ側の扉が2段Hゴム窓に改造されているところです。

トイレ・洗面所窓は製品状態で白が入っています。

 

逆サイド(こっちがトイレ側だったかな)は横長のHゴム窓です。

こちらの扉もHゴム2段窓です。この車両のHゴムは全て黒になっています。

TOMIXの残念ポイントは、デッキの両サイドの手スリが再現されていないことです。(但し扉が交換できるのがTOMIX旧客シリーズの特徴)

 

車掌室側の扉は普通のHゴム窓です(反対側も同じ)

 

車番、等級表示(Ⅲ)は綺麗に印刷されています。

 

車掌室側です。こちら側のテールライトは点灯します。

貫通扉の形状もスハフ42のオリジナルではないようです。

オリジナルは貫通扉窓下にプレスが入っていたかと思います。

(製品としてはこれで正しいです)

こちら側は付属のダミーカプラーが取り付け可能です。

また、TNカプラーは両側に取り付け可能です。

付属品で、列車無線アンテナが付いていました。

貫通扉の上あたりの妻面に取り付けるアンテナ台座も付属していましたが紛失してしまいました。(我が家では使わないのでいいんですけど)

 

トイレ側連結面です。

テールライトはレンズは入っていますが点灯はしません。

(KATOの従来品はレンズでなく成型なんですよね)

貫通幌は両側ともグレーのものが付いています。

カプラーは台車マウントのアーノルドカプラー装備です。

 

屋根はグレー塗装、ベンチレータは別部品で、黒塗装になっています。

窓から見える車内はブルーの成型になっています。

 

床下にテールライトのON/OFFスイッチが付いています。

車掌室側の台車の後ろ側あたりです。

台車はオリジナルのTR47です。

 

ということで、TOMIX車のスハフ42 2173でした。

 

さて、TOMIXとKATOの編成ですが、TOMIXのほうはスエ78が入っていません。

かたやオハニ36はKATOのセットには含まれていません。

どちらのセットを買っても高崎の客車全車を網羅できるわけではないですね。

特定のイベント運転時の編成を模しているということで製品としては問題ないんだとは思いますが。

 

製品構成と値段で比較してみると。

TOMIXは18,700円、KATOは20,900円です。(いずれも税込み)

TOMIX(#92829)KATO(#10-1805)

スハフ42 2173   スハフ42 2173

オハ47 2266       ②オハ47 2246

スハフ32 2357   オハ47 2261
オハニ36 11        ④オハ47 2239

オハ47 2246       ⑤オハ47 2266

オハ47 2261       ⑥スハフ42 2071

スハフ42 2234    ⑦スエ78 15

 

ついでに。

マイクロエースの高崎の客車セットは5両セットで、16,170円(税込み)

(#A6980)

スハフ42 2173

オハ47 2246

オハ47 2261

オハ47 2266

スハフ42 2234

これに、イベント客車3両セットが別売りで、13,200円(税込み)

(#A6981)

オハニ36 11

スハフ32 2357

スエ78 15

 

赤は3社で同じ車番、

 青はTOMIXとマイクロエースで同じ車番

 緑はKATOとマイクロエースで同じ車番です。

 

マイクロエースの高崎の旧客赤帯入りのセットは24,750円(税込み)です。

(#A6983)

①スハフ32 2357
②スハフ42 2234
③オハ47 2266
④スハフ42 2173

これに、スエ78のセットが、12,430円(税込み)です。

関係性がよくわからないナニ25との2両セットです。

(悪く言えば抱き合わせ販売?)

(#A6984)

①スエ78 15

②ナニ25 1

 

マイクロエースの赤帯セットだけ見れば、値段が爆上がりですね。

客車4両でこの値段なので、車両単価で6,000円オーバーです。

(元々金型があった車両ばかりなのに・・・)

2018年でこの値段ですから。

 

それにしてもNゲージの値段も高くなったものですね。

 

余談ですけど、KATOのEF58のフルリニューアルを希望します。

EF55を見るにつけ、そう思います。

少し前にEF15もリニューアルされたことですし。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。