<酒井雄哉>続・一日一生 | 小さな好奇心

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読書と大阪・京都へのお出かけ(特に展覧会巡り)が大好きです♪

前回読んだ「一日一生」が読みやすくて良かったため、こちらも読んでみました。

どれだけすごい方かというのは前回の感想で書きましたが、優しくて淡々とした口調に大阿闍梨ということを忘れてしまいそうになりました。

本当にすごい方って、きっと大阿闍梨みたいな感じなんでしょうね。

千日回峰行を2度も満行しましたが、全て過去のことと言い切って、その後も色々な情報を仕入れるために歩いてらっしゃるなんて…

謙虚な姿勢に感服します。

行の最中に阪神の試合結果が気になったエピソードにはほっこりさせてもらいました。

「一日一生」を読まれた方には、是非こちらも一緒に読んでいただけたらと思います。

大阿闍梨が出されていた宿題の中央に「日」、四方に「東」「西」「南」「北」が書かれている半紙。

ヒントは聖徳太子が昔言った言葉ですが、この答えが書かれているからです。

と言っても「こうじゃないかな」ですが、私は全くわからなかったので、言われてみればと納得しました。

この答えがわかっても、さらにここから自分自身に問い続けなければいけません。

仕事も勉強も家事も何もかも修行ですが、一日一日を大事に過ごさなくては。

過去は関係ない。

〝これから、いまから、明日から〟です。