曼殊院門跡 | 小さな好奇心

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最寄り駅は叡山電車 修学院駅ですが(と言っても徒歩20分)、一乗寺駅に戻って電車に乗るより早いと思い、圓光寺から歩くことに。

一応住所は一乗寺ですし。

ただ、20分くらい歩きました。。


曼殊院門跡は天台宗五箇室門跡の1つで、紅葉の名勝としても有名です。

気になっていた"門跡"とは、皇室一門の方が住職であったことを意味します。


また、江戸時代初期の代表的書院建築で、桂離宮との関連が深いそうです。

これは、造営に苦心した良尚法親王が桂離宮を完成させたと言われる兄智忠親王にアドバイスを受けて建設されたからです。

同じ工房で作られたと言われる引き手などがあり、曼殊院は「小さな桂離宮」と呼ばれています。

私は桂離宮へ行ったことがありますが建物の中には入れなかったため、近くで引き手などを見ることができ、再び桂離宮へ行った気分になれました。

両方行かれたら、こんな風に楽しめると思います。

襖絵は狩野永徳や探幽で、全てに拘られていることが伝わってきました。

どの絵もきれいで室内は写真NGが残念。


名勝庭園に指定されている庭園は枯山水で鶴島と亀島があり、本当にそのように見えて楽しませてくれます。

紅葉していなかったですし、霧島つつじの咲く時期ではありませんでしたが、それでもきれいでした。

旬の時期に行けたらなお良いのですが、"思い立ったら吉日"ということで。