ユーロ/ドルは1.13ドル前半、豪ドル/円は92円前半、ドル/円143円後半。米FOMCでは金利据え置きとなり予想通りの結果に。ただ声明や発言でタカ派より内容となり、ドル買い優勢の展開に。またAI向け半導体輸出規制撤廃の発言もドルを下支えしました。NYダウは上昇で、41113.97ドル、ナスダックも上昇で17738.16。原油は58.07ドル、金は3391.9ドル。米FOMCは金利を4.25%-4.50%に決定。米中貿易協議の見極めと欧米貿易摩擦悪化懸念などで市場の思惑は交錯し若干上下しました。FOMC声明では「見通しを巡る不透明感は一段と強まった」「失業率、インフレの上昇のリスクは高まった」「失業率は安定、労働市場は堅調」「インフレは引き続き高止まり」。パウエルFRB議長は「不透明感にもかかわらず経済は堅調」「インフレはかなり鈍化した」「我々の政策は緩慢、または緩やかな引き締め」「短期的にインフレ期待は上昇」「政策調整を急ぐ必要ない」「世論調査では、関税がインフレ期待を押し上げている」「予防的に行動する状況ではない」「もし、関税が維持された場合、年内の目標達成はできない」「雇用と物価のリスクはまだ具現化していない」
「実際の経済データには減速の兆候が示唆されていない」と発言しました。
株 トヨタ決算など
本日はトヨタ決算など予定されており、結果が注目されます。日経平均は36000円台後半で堅調維持。塩野義が鳥居薬品をTOB、インドとパキスタンの紛争なども材料視されています。バフエット長期保有表明の商社株は上昇しています。
