ユーロ/ドルは1.13ドル後半、豪ドル/円は91円半ば、ドル/円142円後半。トランプ大統領によるFRBへの圧力で利下げ観測が浮上しています。要人発言でも6月利下げの可能性に言及する内容もあり、リスクオンの動きで株価など下支えされました。ドルは売られる格好に。NYダウは大幅高で、40093.40ドル、ナスダックも上昇で17166.04に。原油は62.79ドル、金は3348.6ドル。米耐久財受注は予想を上ぶれとなりましたが、シカゴ連銀全米活動指数、中古住宅販売件数、カンザスシティ連銀製造業活動など予想を下ぶれ。新規失業保険申請件数は予想通りの結果に。PGやペプシコの決算は弱く、アルファベットは予想を上ぶれ。中国は「米国と通商協議していない」「米国が問題解決を望んでいるのであれば一方的な対中関税の全面撤回すべき」と発表し、市場はネガティブに反応。一方、トランプ米大統領は「今朝、米国は中国と会談した」「FRBが利下げすると期待」などと発言しました。米クリーブランド連銀総裁は「必要とあればFRBは速やかに行動することを恐れない」「明白に説得力のあるデータがあれば、6月利下げの可能性も」と言及。
株 消費者物価+3.4%
4月の東京23区の消費者物価は前年同月比+3.4%となり44ヵ月連続の上昇。2年弱ぶりの高い伸びでコメなどが要因に。日経平均は400円超高で35000円台。米株上昇でリスクオンの動き。ベッセント財務長官と加藤財務相との会談は為替への言及なし。ロシアはウクライナ首都キーウへの攻撃。G20財務相会議では共同声明なし。日産は7500億円の赤字見通し。
