ユーロ/ドルは1.06ドル半ば、豪ドル/円は88円前半、ドル/円は131円後半。金融不安が続いており、リスクオフの動きが強い。また、期待インフレ率の低下で米利上げ観測が後退しており、ドル安が優勢となっています。シリコンバレー銀行の親会社であるSVBが破産法適用を申請したことなどが不安感を大きくしました。NYダウは大幅安で原油もマイナス。 米ミシガン大消費者信頼感指数や期待インフレ率が予想を下ぶれ。利上げが0.25%になると織り込まれました。鉱工業生産や設備稼働率も予想を下ぶれ。中国は預金準備率を引き下げました。ユーロ圏消費者物価指数は高水準で予想どおり。UBSがクレディスイス買収に合意し、若干値を戻しています。 


株 今週も下値探るか 


金融不安が続いており、今週も上値重い展開か。北朝鮮のミサイル発射などの地政学的リスクもあり、ネガティブ材料が多い。