市場論
ある人が「少子化の今と20年前の大学受験じゃレベルが違うよ」と言っていた。
大東文化大学卒の彼はその考えを絶対に曲げない。
そして当時の大東文化大学は現在の早慶レベルの難易度だと言う。
確かに市場量の観念からすれば正解だろう。おそらく彼は野菜市場で働いているので、取れ高と価格のバランスが理論の全てなのかもしれない。まあそれでも明治が早稲田くらいだとは思うが。。
ではいったいそうなのか?
ちなみに現在20歳の出生数は120万人、20年前は180万人。
20年前の早稲田の入試倍率を調べると確かに現在の1.6倍ほど高いようだ。
しかしながら、圧倒的に異なるのは受験対策の方法である。
当時は付け焼刃のように高校3年の夏から予備校に通う生徒が多かったものだが、いまじゃ高1から塾通い、いや小学生からか?お受験組は何倍なのか?というように、受験ターミネーター達と戦わなければならない。
さらに時の流れは進化を生み出すことを考えれば、出版されている参考書のレベルも明らかに質が上がっていると考えられるので、頭のいいやつ(本気で受験勉強をする人)は、ますます賢くなっているのではなかろうか?
また、当時は一般入学による受験がほとんどだが、今は推薦・AO・学内という方式があるために、実際の倍率の信憑性は測れない。
ということは所謂、有名大学の生徒の偏差値は当時より高く、それ以外は名前を書いたら合格という、完全な二極化となっていると推測されてくる。
この考えは現在の社会にもあてはまる。中間価格より、二極化価格が現在の主流といえる。ダイソー・ユニクロ・マクドナルドvsフェラーリ・ヒルズ・ミシュランガイドという構図。中間に位置するデニーズ等のファミレス勢は青息吐息。
これは悪いことなのか。いや、この状態を真の資本主義社会と呼ぶことが正しいのである。
ではこのリアル資本主義社会の先輩である英米では、何が求められているのか。
スポーツである。
ただし、勘違いしてはいけない、昨今のマーケティングコンサルタントはすぐに女性をターゲットにしたがるが、プレミアリーグは男の世界だ。観客は男だけでいい。今このイメージに最も近いのは阪神タイガースである。まさに観客数の1位を突っ走る優良チームである。
では女性の位置といえば?「プレイ」である。見せなくていい。やらせるのだ。そうすれば子供に教えるからである。
気づけハトヤマ!
今度彼に会ったら聞いてみよう
「ということは20年前のアイドルのほうが可愛いのか?」
いや、今のほうがいいと思う。おにゃん子はAKBに完敗だと思う。
これだけ書いて最後はアイドリングで締める。やはり今の早大生はバカかもしれない。
大学スポーツ
そりゃそうだ、単位とれるわけないもん。
それにしても大学スポーツは完全に宣伝になってしまった。
先日、知り合いのインターハイ優勝者と、
高校国体に入賞経験のある数人の早大部活生に聞いた話だが、
早稲田以外の大学は全て無試験・学費免除の条件だったそうだ。
面接や小論文などの面倒くさい手続きと、
それを行っても半数以上落ちる早稲田よりも、
すんなり入れる他の大学を選ぶ友人が多いとのことである。
よく考えれば、学歴にこだわるのは一般就職を考える学生だけで、
実業団や体育教師に進むのならば、学費免除で無試験かつ、
単位贈呈の大学に行くに決まってるよな。親の懐も安心だし。
それからよく「早稲田はスポ科があるが、慶應はない!
だから慶應は凄い!」という人がいるが、それも違う。
あそこは高校で青田買いしているので、
大学でスポーツ推薦入学を取り入れる必要がないのである。
とにもかくにも「スポーツは宣伝である!」
しかし、やってる選手は純粋に毎日稽古に励んでいる。
そして「俺はバカだから、これしかないんだよ」と多くの部活生は言う。
トップの選手は決していきがったりしない。学校の生活態度も本当に静かだ。
日々黙々と取り組むのである。
ダメだな日本サッカーは
試合後の岡田武史監督のコメントと、俺の感想(食事に例えて考えた)。
岡田監督
「今日の試合は日本らしいサッカー、テンポよくパスを回すサッカーをやろうということで試合に入ったが、前半はイージーなミスも多く、ゴールを取るという肝心の意識が薄かった。後半の途中から遠藤を前目に上げてから、ちょっとリズムが出た」
⇒ゴールを取る意識が低いとは、選手はなにしに国立行ってんだ?そして相手が弱いから1ボランチで十分だったことに早く気づけよ。
岡田監督は先日の講演会で言っていた「さらに上を目指す鍵を探し続けた」と、
しかし見つからなかったそうだ。
おれにはわかるよ岡ちゃん。
結局つまんねえんだよ。岡田サッカーは。だからファンが付かないんだ。
理由はファンにも選手も戦術を合わせることができない。おそらく自分の考えを強引に選手に合わせてるからじゃないのか。
マーケティング用語でいえば販売者志向というべきか。
カレー屋をやりたいって思い立ち、辛いのが苦手な高齢者の村にカレー屋出店して苦労してる。
若者の街に出店すりゃ旨くて辛いカレーが出せるのに。。
結局、甘口カレーをメニューの一番上に載せちゃった感じだ。
西野に期待しよう。いや、この際ラモスでもいい。別に俺は弱くてもおもしろけりゃいいんだ。それがプロとアマの差だ!
飯だって家のほうが旨いんだ。外で食べる理由は期待なんだから。
ビジネス本
この2冊で、会社の社長は大常備マイフレンド??
今年の最優秀ビジネス本作者は岩崎夏海にちがいない!
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
- エスキモーに氷を売る―魅力のない商品を、いかにセールスするか/ジョン スポールストラ
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
お笑いにするな
田村淳が10月18日放送の『課外授業 ようこそ先輩』(NHK総合 前8:25~※一部地域を除く)で、地元・山口県の出身小学校を訪れ、6年生を相手に授業を行う様子が放送される。卒業以来、23年ぶりに母校を訪れた淳は、夢だったという教壇に初めて立ち、「いつもチャレンジすることはとても大事!」と巧みな話術を交えながら訴えた。
こいつは政治家になりたいとか、教壇に立ちたいなどとほざくが、だったら大学行って教職とればいいんだよ。
厳しい大学入試と、他の学生よりも多くのレポートを出した人への努力の対価に、教職免許が与えられることをわかっちゃいない。
お笑い芸人のネタにされた子供がかわいそうだよ。
メディアの世界に真実を言う奴はいないのか???
Professional
プロを実感した日。
博報堂の偉い人の講義を聞いた。
「海の幸」という言葉をより広げるには?
通常は「新鮮・美味しい・自然」などか。
しかし彼は違った。
野球に例えて考えたのだ。
1番センター=俊足・守備範囲が広い=生きのいいトビウオ
2番セカンド=つなぎのテクニシャン=板前がさばく鮮魚の刺身
3番サード=アベレージヒッター=30種類の魚介類
4番ファースト=ダイナミックなホームランバッター=尾頭付き鯛
5番レフト=鈍足の長距離砲=クジラの唐揚げとお造りor満腹ふぐちり
発想は1つではない。勉強になった!