明星 至極の一杯 鶏油香る醤油ラーメン

「明星　至極の一杯　鶏油香る醤油ラーメン」

推奨調理時間　熱湯３分　内容量　６６ｇ（めん５０ｇ）　２９７ｋｃａｌ　食塩相当量　４．１ｇ

明星の縦型カップ麺シリーズ「至極の一杯」の鶏油香る醤油ラーメンを紹介します。
至極の一杯シリーズは２０１８年に販売開始され今までにもリニューアルを経て現在に至るシリーズです。
メーカー希望小売価格を設定しないオープンプライスの商品で店頭では比較的お手頃な価格で販売されていることが多いようです。
今回紹介する鶏油香るしょうゆラーメンは２０２４年３月にリニューアルされたもので、鶏・豚・香味野菜をきかせたコクのある醤油スープとつるみのある歯切れのよい麺がセールスポイントの一杯です。
添付されている「コクうまの雫」は醬油ダレとチキンオイルに醤油の香りを加えたもので、仕上げ時に加えることでうまみや風味が広がり満足感のある味に仕上がります。

ふたの上に添付されているのは「コクうまの雫」の小袋です。
仕上げ時に使用する調味油で、これがこの一杯の味の決め手になっています。

カップの中に麺、かやく、スープの素がセットされている縦型カップ麺の標準的なスタイルです。
お手頃価格の一杯ですがかやくの量感はよさそうな感じに見えます。
麺は角ばった感じの縮れつき麺です。
ここにお湯を入れて３分で出来上がります。

出来上がりはこのような感じになりました。
３分経過後ふたを開けて「コクうまの雫」を加えでスープを軽くなじませ、表面部分ををある程度整えて撮影しました。
撮影後に麺をしっかり麺をほぐし、スープをよくなじませています。

麺は小麦粉（国内製造）、植物油脂、食塩、しょうゆなどを配合した角ばった感じの縮れ付き油揚げ麺です。
醤油の風味をつけた味付麺ですが材質構成はかなりシンプルなものです。
３分間で少しお湯を吸い込んだ感じの少しやわらかめな感じに仕上がり、口当たりは滑らかな感じの食感です。
麺量は５０ｇとかなり控えめなのでちょっとお腹が満たされる前に麺が終わるような感じです。

スープはしょうゆ、デキストリン、香味調味料、糖類、たん白加水分解物、食塩、油脂加工品、チキンエキス、ポークエキス、香辛料、フライドオニオン、乳等を主要原料とする食品、チキンオイルなどを合わせたを合わせた醤油味仕立てです。
スープの色は澄んだ感じというよりは少し濁った感があるようなものに見えます。
添付されているコク旨の雫は鶏油に醤油ダレが加わったもので、これを加えると醤油の風味と香りやクコがさらに深まります。
鶏ガラを中心にポークや香味野菜で風味づけをしたコクのある少し濃いめの醤油味スープです。
このスープを飲み干すと麺量が控えめな分はかなりカバーできるような気がします。

かやくは味付豚肉、卵、ねぎです。
豚肉はダイス状に成型されたもので、ボリューム感たっぷりとまではいきませんがそこそこな量はあります。
また卵の黄色が彩りを添えてビジュアルのイメージも悪くありません。
お手頃価格ながらちょっと残念な感じや寂しげな感じがあまりなくほどよく満足感が得られそうな量感だと思います。

お手頃価格でもおいしさと満足感に力を入れた一杯です。
麺は少し少なめですが、スープは香りがよくコクがある少し濃いめの醤油味に仕上がっており最後まで飲み干すとおなかも満たせます。
原材料価格や運送コストなど諸コストの高騰により商品の販売価格も上昇が続いている昨今、お手頃価格で満足度の高いものに注目が集まっています。
このシリーズはそんな昨今のご時世に価格以上の価値を提案し、節約意識の高まる中でも価値ある一杯を提供することをコンセプトにしています。
今回塩迂回した鶏油香る醤油ラーメンの他にもバター風味広がる塩ラーメン、香味野菜香る味噌ラーメンが販売されており、味の好みやその時の気分で選ぶこともできそうです。
このシリーズはお手頃価格の商品に強いスーパーを中心に販売されているので気になる方はお近くのお店をのぞいてみてはいかがでしょうか？
ごちそうさまでした。