TOPVALU BESTPRICE 海鮮の旨みちゃんぽん | ただいま考え中!

TOPVALU BESTPRICE 海鮮の旨みちゃんぽん

「TOPVALU BESTPRICE 海鮮の旨みちゃんぽん」

 

 

推奨調理時間 熱湯4分 内容量 79g(めん60g) 339kcal 食塩相当量 3.9g

イオングループのPBブランド「TOPVALU」の縦型カップ麺を紹介します。
カップ麺の定番商品はお手頃価格をアピールする商品群の「BESTPRICE」に位置付けられていますが、紹介が遅れましたが2023年にちゃんぽん、タンメンなどがリニューアルされています。
今回紹介するのはリニューアルされた海鮮の旨みちゃんぽんです。
以前のバージョンでは「あさりと帆立貝の旨みコクのある海鮮ちゃんぽん」という長い商品名でしたが、シンプルな商品名になりました。
またリニューアルポイントとしてスープがおいしく生まれ変わったとパッケージにアピールしています。
豚骨をベースに海鮮と野菜のうまみをきかせたコクのあるスープがセールスポイントの一杯です。
この商品の製造はは東日本明星の埼玉工場です。

カップの中はこのような感じです。
麺、かやく、スープの素があらかじめセットされた縦型カップ麺の基本スタイルで、カップ麺のちゃんぽんによく付属している調味油の小袋は付属していないシンプルなスタイルです。
麺は軽く縮れがついた感じの丸みを帯びた麺で、ちゃんぽんのイメージに近い麺を採用しているので他のトップバリュの縦型カップ麺とは違ったイメージに見えます。。
かやくは前バージョンと同じようにたっぷり入っているように見えます。
このちゃんぽんはトップバリュブランドのラーメン系縦型カップ麺に多く見られる3分仕上げと違って4分仕上げなので早めに仕上げを切り上げないように気を付けてください。

出来上がりはこのような感じになりました。
4分経過後ふたを開けて、ほぼそのまま手を加えない状態で撮影しました。
撮影後、食べはじめる前にしっかり麺をほぐしスープをよくなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、パーム油、食塩、植物油脂、加工油脂などを合わせた丸みを帯びて軽くちぢれのついた油揚げ麺です。
同じシリーズの醤油味ヌードルなどとは麺の見た目はかなり違い、ちゃんぽん用に振った感じに作られた麺に感じられます。
価格志向の強めなカップ麺シリーズではコスト優先で麺を汎用化していることも多いのですが、商品にあった麺を採用しつつ以前よりは販売価格は上がったもののお手頃価格を維持しているのは好感が持てます。
4分仕上げで口当たりなめらかでかみ応えのある感じの麺に仕上がり、適度にスープも絡むのでするすると食べ進む事ができます。
なぜか同シリーズの醤油味ヌードルと麺量に5gの差がありますが、こちらの麺量も60gとレギュラーサイズの縦型カップ麺では平均的なレベルなのでおおむね満足できると思います。

スープはポークエキス、デキストリン、砂糖、粉末油脂、魚介エキス、チキンエキス、たん白加水分解物、香辛料、香味調味料、酵母エキス、なたね油などを合わせた白湯ちゃんぽんスープです。
リニューアル前と構成品目は変わっていないようですが、配合比率は変わっているようでスープの改良点はポークエキスの比率を高めておりそこに海鮮や野菜、チキンのうまみを加えよりコクとまろやかさのあるものに仕上げられています。
基本的にさらっとした感じなのですが、少し濃さがアップした感じがしたので以前よりこってり派の方にも満足度は上がったように感じました。

かやくはキャベツ、かまぼこ、魚肉練り製品、コーン、味付いか、にんじんです。
魚介と海の幸の具材と野菜が結構たっぷり入ってちゃんぽんのイメージをうまく再現しています。
諸コスト高騰の折、販売価格も少し上がってはいるものの比較的お手頃価格を維持しており、かやくの量感がよく安っぽさや寂しい感じがあまりしないのが嬉しいところです。

お手頃価格ながらちゃんぽんのイメージをうまく再現している一杯です。
このリニューアルは原材料価格の高騰などコスト上昇を受けた販売価格の値上げに合わせたものとみられます。
リニューアル時期としてはしょうゆ味やシーフード味、カレー味よりはかなり前なので記事で紹介した順番がリニューアルの時系列とずれてしまいました。
思い付きで記事を書いており必ずしも新発売を追って記事を書いていないのでこのブログでは発売と記事の紹介に時系列上のずれが生じることも多いかと思います。
メーカーブランド品には似通った商品があまりないのですがPBでは他社商品にも縦型カップのちゃんぽんが増えてきておりある程度人気がある分野ではあります。
お手頃価格を実現するための努力が感じられる一杯ですが、お手頃価格の商品に散見されるチープ感満載のイメージをあまり感じることなく味わえると思います。
手軽にちゃんぽんのおいしさを楽しむにはおすすめの一杯です、同シリーズのほかの味のものと一緒にちょっと買い置きしておくにもよさそうです。
一部を除くイオングループ(コンビニのミニストップの一部店舗でも取り扱いがあるようですが少々価格は高めです)のお店のカップ麺売場を覗いてみてはいかがでしょうか?
ごちそうさまでした。