マルちゃん 赤いきつね全国味くらべ(北海道編) | ただいま考え中!

マルちゃん 赤いきつね全国味くらべ(北海道編)

「マルちゃん 赤いきつね全国味くらべ(北海道編)」

推奨調理時間 熱湯5分 内容量 96g(めん74g) 434kcal 食塩相当量 6.1g

おなじみマルちゃんの赤いきつねシリーズの一杯です。
今回紹介するのは2024年5月13日に発売された全国味比べシリーズの企画商品です。
全国で4バージョンある赤いきつねを4種類まとめて全国販売することで食べ比べを楽しめるように企画されたものです。
通常販売品の赤いきつねには北海道バージョンのほか、東日本、関西、西日本バージョンがあります。
この全国味比べシリーズは2023年にも発売されましたが、今年も再登場となりました。
この北海道編はかつおと利尻昆布をきかせたまろやかさと甘みのあるスープがセールスポイントの一杯です。

 

カップの中には七味唐辛子の付いた粉末スープの素が1袋入っています。
赤いきつねシリーズは地域を問わず粉末スープに七味唐辛子が付属しています。

麺は古くからのカップうどんでおなじみの縮れ付き平打ち風の麺です。
カップの中に大きめの油揚げとかまぼこ、たまごが入っています。
レギュラー品の食べ比べ企画なので当然のことながら、赤いきつねのレギュラー販売品と全く同じイメージです。
ここに粉末スープを入れてお湯を注ぎ5分で出来上がります。


出来上がりはこのような感じになりました。
5分経過後ふたを開けて七味唐辛子を加え麺を軽くほぐした状態で撮影しました。
撮影後実際食べる前にさらにしっかり麺をほぐすしスープをよくなじませています。

麺は油揚げタイプの縮れつき平打ち風うどんです。
小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白などを合わせたものです。
ライバル社の有名ブランド商品がストレート風の麺を採用しそれが定着したのとは対照的にこちらは改良を重ねながらも伝統的なカップうどんの麺のスタイルを貫いています。
この縮れつき平打ち麺が廃れないのは、この麺に根強いファンがいるからなのかもしれません。
5分仕上げでほどよいかたさでもっちり感と適度なコシがあるおいしいうどんに仕上がりました。
量は74gとボリューム感はよいと思います。

かやくは味付油揚げ、たまご、かまぼこです。
粉末スープに含まれているねぎも事実上かやくに含めてよさそうなのでかやくは4種類です。
油揚げは少ししっとりした感じのものでふんわりしたものに仕上がりました。
油揚げにも味がつけてありますが、そこにうどんのスープが染みてさらにおいしく感じました。
卵やかまぼこは彩り付け的な位置づけだと思いますが、ライバル社の人気商品には卵具材は入っておらずふんわりした食感が印象的です。

スープは食塩、醤油、砂糖、粉末かつおぶし、たん白加水分解物、香辛料、粉末こんぶ、ねぎ、香味油脂などを合わせた醤油味仕立てです。
かつおと利尻昆布をきかせただしに濃いめの醤油を合わせた醤油味仕立てです。
関西風の昆布だしのスープとは醤油の種類が異なるためかスープの色はかなり濃い感じがします。
醤油のキレが強めの関東風の味わいともひと味違った甘辛い感じでだしのうまみもほどよく味わえるスープはうどんの味をおいしく引き立てています。

北海道では強い地盤と支持を持つマルちゃんのご当地の味を楽しめる一杯です。
ライバル社も北海道に工場を設置して地域対応を強化する方向にありますが、歴史的にマルちゃんのシェアの高い北海道においては赤いきつねの存在感はかなり大きいです。
ふだん道外では入手困難なこの一杯を気軽に味わえるこの機会に是非お試しになってみてはいかがでしょうか?
普段からこれが味わえる北海道にお住まいの方はこの機会にいつもは入手困難な東日本や関西、西日本の赤いきつねと食べ比べてみてはいかがでしうか?
いつもラーメンに大きな注目が集まる北海道で親しまれるうどんのおいしさを味わえるチャンスをお見逃しなく!
ごちそうさまでした。